冬は一緒にコタツでのんびり過ごしたい。机の上にみかんの入ったカゴを積んでおいてぼんやりと時間を過ごしながら時に食べ時に誰かと会話し時に誰かとテレビを見て笑い合いたい。
アイスがあればなおのこと嬉しい。寒い日のコタツでアイスは至高である。とはいえ常に外に出しておくわけにもいけないから冷凍庫に入れておかなければならないため、食べるためには取りに行く必要がある。そのため時に一緒にコタツに入っている人と喧嘩になる可能性も秘めている。そう意味では諸刃の剣でもある。それでも一緒にアイスも食べられれば幸福は増すため寒さに耐えて私は今日もこたつの外の世界に踏み出すのだ。
愛を注いで欲しい。これまで誰からも愛されたことの無い私の唯一の願いだ。それでも愛されすぎるのも多分問題だ。何せ愛されたことがないからどこまでいくと溢れてしまうのかが分からないからだ。そして溢れるとどうなってしまうのかも分からない。だから少しずつでもいい。誰か私を愛してくれないだろうか
とあるゲームのパッケージが発売開始当初話題になった。3人いる主人公クラスのキャラクターのうち1人だけパッケージに逆さまで描かれていたからだ。
気がつけばネタとして擦られ続け気がつけば専用のバク宙モーションまで追加されていたという。
ネタキャラになってしまった彼に敬礼。
朝の目覚ましが鳴ってからの完全に覚醒するまでの夢と現実の間にいる時間が好きだ。暖かい布団の中で温もりに包まれながら少しの間のんびりする。油断するとそのままもう一度夢の世界に連れていかれてしまうので注意が必要ではあるが、目覚ましを少々早くかけることで対策としている。
とはいえこの時期は辛い。暖かい布団につられて簡単に夢の世界に戻ってしまう。
そして今日もまたギリギリの時間に飛び起きることになってしまった。
明日こそと思うもののどこかで明日も無理だろうとも思っている。
気がついたら寝る時に毛布が手放せなくなっていた。ちょっと前までは風呂上がりなどは服を着ていることすら暑いと感じるほどだったにも関わらず。
気がつけば机にもこたつ用の布団が被せられ、風呂上がりにはストーブをつけていないとやっていられなくなってしまった。
コンビニの新商品を見ても鍋やらおでんやらあったまるものが多く出てきている。
もう冬の始まりだ。
次は暖かい羽毛布団の出番だろうか、それともコタツの電源を入れる日が先になるのか。
冬本番はすぐそこだ。