鮭兎馬

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10/30/2022, 12:24:20 PM

アルバムを開くみたいに、
書いたノートを見返す。
夢を描いた日記未満の文字。
そのまま捨てるには恥ずかしく、
燃やすにも灰を気にしてしまう。
残された文字は、
思い出にも残らない。
「懐かしく思うこと」は、
何処にも無いよ。
思い出にすらならなくて、
まだ、生き続けている。

10/29/2022, 3:57:13 PM

人生の分岐路。
越えてしまえる線が、
目の前にあった。
ここで私は変わる。
それは少し悲しいけれど、
私が無くなる訳じゃない。
変わってしまっても、
「もう一つの物語」が、
始まるだけ。
そうだよね?

10/28/2022, 4:15:56 PM

何も出来ずに終わる。
表では気取って、
羨む程に華やかで、
どうしようもなく、
擦り切れて無くなる。
本当の私は何処にも居ない。
残された文字の羅列を、
「暗がりの中で」見た。
私が吐き出す理想には、
辿り着けそうにない。
今日がまた終わる。

10/27/2022, 11:05:44 AM

紅茶が好きな君がいた。
紅茶が嫌いな私がいた。
距離を離せば良いけれど、
君は笑顔で紅茶を勧める。
年月が経過し、
生活は変化し、
私は念願叶い君と離れた。
「紅茶の香り」は、
君を思い出させる。
今は少しだけ、好きだよ。

10/26/2022, 1:59:35 PM

月が綺麗ですね。
彼にこの言葉は通じなかった。
遠回しの「愛言葉」
静寂が恥ずかしくて、
私はただ夜空を見上げ続けた。
あっ!!という彼の声。
驚いてその表情を窺えば、
何とも分かり易く、
焦りだした彼が見えた。
気付くのが遅いよ。

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