『あの夢のつづきを』
※【注意】バットエンド風です、謎世界観です。
寝付きの悪い朝
けたたましい目覚ましが
僕の鼓膜を劈くように音を鳴らす。
「起きてるっつの……」
少し不機嫌になりながら、耳栓をする
この目覚ましが鳴り始める前
僕はとても穏やかで、素敵な夢を見た気がするんだ
何気ない日常、そんな夢…
その夢も、こんなくだらない騒音なんかで
直ぐに掻き消されてしまった。
最近は不眠が続いている
やっと眠れたと思えばうるさい目覚ましに叩き起され
避難を要請される。
何度も何度も何度も叩き起されて
僕はもう限界だ。
あの頃に戻りたい
平和だったあの頃へ
今じゃもう夢になってしまった騒音のない日々へ
『毒■発生…■霧発■……直ちに■室へ避■を……』
「うるさい、もう聞きたくない」
感情に任せ、窓を全開に開けて布団を被り
そして静かに微笑んだ
僕は、もう一度見たかったんだ
『あの夢の続きを』
✂︎------------------キリトリ線-----------------✂︎
追記 ※「読まなくてもいいよ!!」
本当はもっとのほほんな物を描きたかったんですぅ、!!
でもBADENDしかっ!浮かばなくてっ!!
ちなみに、世界観は毒ガスが定期的に充満する世界です。
ある日突然毒ガスが充満したり消えたりを繰り返すようになり、その世界の政府がスピーカーで
密室に逃げ込まないとダメだよー!って
サイレンを鳴らすようになったわけです。
それが毎回で煩かったんでしょうね。うん…
二度と覚めない夢の世界へ旅立っちゃったわけです。
分かりにくい文章だったかもしれませんが
今後の成長に期待しててください!
✂︎------------------キリトリ線-----------------✂︎
ここまで読んでくださった方…貴方は神です✨️
本当にありがとうございました。
『 今年の抱負 』
テストで100点とる!
夜景の綺麗なビルの明かりって
社畜たちの灯火なんだよ!って友達に言われましたん…。
そんな事ない……よね!?
追記
名前の設定ワケワカメって人へ
左上の(メニュー)から(自分の投稿)をタップして、
右上のマークをタップすると
名前を変えられるよ!( *´꒳`*)
私も名前の変え方苦労したわぁ……
空が泣く
「もう…知らない!!」
駆け足で玄関を去っていく君
きっかけは些細なことだった
ショートケーキの苺を最初に食べるか後か、とか
メモする時は縦書きか横書きか、とか
そんなくだらない事だったのに
いつの間にか大喧嘩になって、彼女は出ていってしまった
だが、追いかけようと急いでドアを開けた時
彼女は目の前に立っていた。
「……あれ?」
「雨、降ってたから」
外は雷鳴が轟いて風も強かった、忘れていたが
そういえば台風が来るんだっけか
もしかして彼女の心情を表していたりして……?
なんてメルヘンな僕の頭だろうか、そう思いながら
「……とりあえず、家入らない?」
「…うん」
彼女を家の中に入れ、少し濡れた洋服を
タオルで拭いてあげた。
しばらくすると雨は止み、
彼女の大好きなプリンを食べさせてあげたら
先程の豪雨が嘘のように、綺麗な青空になっていた
偶然とはいえど、少し不思議な体験をしたものだから
僕は彼女の幸せそうな顔を見て
微笑ましい気持ちになった。
もう僕は、空を泣かせない
そんな事を思いながら
夜明け前
アラームが鳴り目が覚める
眠い目を擦り、時計を見るとまだ夜明け前だ
「誰だよ、こんな朝早くにアラームセットした奴……
…私しか居ないかぁ、」
部屋に一人自問自答を繰り返しながら
布団に戻るが眠れない、
一度起きてしまうとなかなか眠れない性分なため、
私は諦めて起きていることにした
「昨日の自分を恨む……」
とりあえず、棚から出したカップラーメンに
熱湯を注ぎながら、テレビを付けた
「3分間待ってやる!」
そんなセリフを高々に叫んでいると、
窓の外をコンコン、と叩かれた
「えっ、なに?」
窓の外を見ると、1匹の白い鳥が居た
近ずいても、窓を開けても逃げやしない
肝が据わってんなぁ、なんて思いながら白い鳥の足を見ると、白い紙が結ばれている
その紙を取ると、役目を果たしたように
白い鳥は飛んでいってしまった
「撫でたかったのになぁ…」
結ばれてた紙を広げてみると、
『朝はコーヒー飲む派?』
と、書かれてあった
いやいや、まだ食べてないんだけど
てか誰よ…こんな時代に伝書鳩みたいな送り方するやつ
普通にポストに入れりゃいいのに…
近くにあった紙に
『飲まない派』
と殴り書きして、窓の外にほおり出した
やれやれと私はテレビを眺め、2時間ほど時間を潰したが
忘れられしカップラーメンは、伸びていた
風邪気味で調子悪いわぁ…