キクラゲ

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4/5/2025, 2:08:10 PM

-----------------好きだよ

好きという言葉は何故か素直に伝えることができない。

英語だとLoveとlikeで好きの意味がうまく使い分けられるけど、日本語の好きには、「友だちとして好き」「自分の好みだから好き」「気に入っている」「家族みたいに好き」「恋人として好き」「愛してる」みたいにたくさんの意味がある。たくさんの意味があるというか、色々な視点でその言葉を見ることができる。

大人の男性が未成年の女の子に、変な意味とかなく単純に好きだと思っていても、伝えたらどう思われるかは分からない。
仲のいい同学年の異性に好きだと伝えたら、恋愛的な意味では無かったとしても、どう捉えられるかは分からない。
その後の関係がどうなるかは分からない。
周りにどう思われるかは分からない。

つまり、伝えられることが多い分、その反対に壊してしまうかもしれないことも多い。

きっと好きという言葉は“強い”のだと思う。

だから素直に伝えることが難しいんだろうね。

こんなことごちゃごちゃ考えずに、好きだと思ったら好きだと言えるようになれたらいいのにな。

4/4/2025, 1:29:32 PM




-----------------桜
桜は満開に咲いてから
1週間程で散ってしまうらしい。
見ていてどこか切なくなるのは
そのせいなのかな。


4/2/2025, 11:23:39 AM

-----------------空に向かって

ある小さな村に、空を見上げることが大好きな少女がいた。

彼女は毎日、青空の下で遊び、雲を指差しては、
「こんなに高く飛べたら、どんなに素晴らしいだろう」と語っていた。

ある日、少女は村に伝わる言い伝えを耳にする。
「空に向かって願いを込めて飛ぶ風船は、想いを届けてくれる」
彼女はその言葉に心を躍らせ、晴れた日を待ちわびていた。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。

季節が移り変わるにつれ、彼女の母が病に倒れた。彼女は必死に支え合ったものの、病は深刻で、母の容態は日に日に悪化していっくばかりだった。彼女の心には不安と悲しみが広がり、空を見上げることも少なくなっていった。

母が危篤に陥った時、彼女はふと思い出した。空に向かって風船を飛ばそう、母の生を願おうと。彼女は心に強い想いを抱き、白い風船を準備しだした。風船には、治癒の祈りを込めた手紙を結びつけた。

晴れた日、アオイは小川のほとりに立ち、空を見上げた。青い空の広がりはいつもと同じで、彼女の心を少しだけ和ませた。しかし、その時の彼女の目にはたくさんの涙が溢れていた。彼女は風船を手にし、声を震わせながら願う。

「お空の神様、どうか母を助けてください。」

風船を空に向かって放つ。その小さなの想いは青空に吸い込まれていった。
西の空は暗く、風が冷たく吹き始めていた。


数日後、彼女の母は静かに息を引き取った。
やわらかな日だまりのような優しい笑顔だった。
彼女はその日から、空を拒否するかのように背を向けている。彼女にとって空はもう、希望の象徴ではなくなった。そこに昔のような夢や希望はない。

ただ、愛する人を失ったその悲しみ、傷みで、空の青さはただの虚しさに変わっていた。

母にもう一度会いたい。
少女はそのひとつの想いを胸に、空に向かって歩き出した。

4/2/2025, 5:45:07 AM

------『はじめまして』-----------------

初めて見るもの 。
聞くこと。
知ること。
どんなことでも
初めての体験は
不思議な高揚感を与えてくれる。

だが悲しいことにも、
歳を重ねるほど
初めてのことは少なくなっていくらしい。

そうだというのに、
世界は知らないことで溢れている。

私は死ぬまでに、
この世の何%を知ることが出来るのだろう



4/1/2025, 10:00:17 AM




ばいばい じゃーね よりかは
‪ "またね" がすき


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