ベランダに転がっている死体のものまねをした
まねしてみたが、あまりにも痛くてやめた
「また会いましょう」なんて、なんて虫がいいんだろう
好きじゃないのに、はいって言っちゃった。
……やっぱり好きではないかな。いい人だけど。
【テーマ:好きじゃないのに】
貴方は変わった人だった。
何かが明確におかしいとか、言語化するのは難しいけど、貴方が僕があった中で一番の変わり者であることは確かだ。
いつだって余裕がありそうに笑ったり、と思ったら今にも壊れてしまいそうな表情を浮かべたり。
急に確信を突いたことを言って、驚く僕を茶化して。
放っておけないから、いまにも消えてしまいそうだから、手を繋いですぐに見つけられるようにした。
貴方が特別な人になるのには、そんなに時間はかからなかった。
それすらも貴方の計算の内みたいで、少し悔しいけど。
【テーマ:特別な存在】
突然哲学を語り出したり
箸が転んでも爆笑したり
かと思ったら思い出したように病みアピしたり
バカみたい。みんなみんなバカみたい。
あんたの考えていることなんて自己陶酔に浸ってるだけで無意味だから。
面白くないことにさえ草を生やしていい加減ウザイんだよ。
悲劇のヒロイン気取ってるけど本当に何がしたいの。
あんたも、あたしも、何から何までバカバカしい。
だからさ。
大人になんてなりたくないの。
ずっとバカでいたいんだ。
【テーマ:バカみたい】
私はいつもひとりぼっちだ。
学校には友達はいる。家族も人並みに優しい。
人と同じように社会に溶け込んで、でも孤独だけは拭えなくて。
私が生きているとしても、あの子が生きているなんて信じられない。
私はあの子じゃないんだから、あの子が私と同じように実在しているわけが無い。
…そんな時、私の世界にキミが来た。
どんなに人が信じられなくても、どんなに私を信じられなくなっても、キミだけは確かに隣にいた。
私はきっとふたりぼっちだ。
【テーマ:二人ぼっち】