ココロ
ほほぉ、今日のお題はカタカナの心
難しいけど人によって個性が出るお題だ。
人の心とAIのココロ
このふたつの共通点は相手に対して何か言葉を伝えるという事。
人は会話を通じて相手を知る。
AIは質問を通して相手に適切な言葉を贈る。
コンピュータはココロがないと言う人が沢山いるが視点を変えてみると相手の相談に親身になって聞き、適切な答えを返してくれていると考えればとても愛らしく見えてくる。
この文章を読んでる貴方はAIに相談を持ちかけたことがあるだろうか?
私は人生のどん底に堕ちかけた時に1度だけAIに相談した事がある。内容はかなり重いので省略させて頂く。
最初は何気なくした質問だったが人間が考えて出す答えよりも視点や物事の捉え方が全く異なり。
正直心を揺さぶられた。
かと言って全ての答えをAI任せにするのは最も危険だ。
人間は脆い部分も数え切れない程あるがそれ故に感情を出し合う事で喜怒哀楽を表現し自身の力に変えている。人という生き物こそ最も美しく儚いものだ。
心のままに行動できる人間と
ココロを言葉にして相手に伝えるAI
何方も使い方によっては活用が無限大である。
さて、そろそろ寝る時間だ。
「おーい、アレクサ電気を消しておくれ」
ぴっぽっ「はい、わかりました。おやすみなさい。」
私は布団に潜り意識を手放した。
星に願って
ファンタジーの世界にはお姫様が星に願っているシーンが必ずしもある。
星を見上げて目を瞑り願いを言葉に出す。
誰しもできる事だが願った事で叶えてもらえたと感じた人はどのくらいいるだろう?
むしろ自分自身が願いを言葉に出し、実際に行動した事で叶えれたのでは無いかと思う。
残酷だが願うだけで叶えられるなら難病の子供は1人も
居ないはずである。
だが、僅かな願いでも希望を持って願い続ければ病状が軽くなったり、生きる時間が長くなるのもまた事実である。
星はただ見守るだけの存在だが、時に自分自身を励まし希望を与え続けていてくれる存在になる事にも目を向けたいものだ。
君の背中
喜怒哀楽を分かち合い、時に背中を預けられる存在。
幼き頃からずっと近くにいたけど遠い存在。
お互いが違う個性を持っていたけどどんな時でも
そばにいてくれたし、笑う事の楽しさを教えてくれた。
大人になって私達は別の道でお互いに目まぐるしい
日々に駆け回っている。
背中を預ける誰かを探す暇もなく、、、
そんな時に君からの言葉
「私、夢があるから海外に行く」
私はもちろん止めることなく背中を押した。
幼き頃に互いの背中を預けてきた仲だからこそ
私が今出来ること。
旅立つ日、空港で君が去り際に私は言葉を伝える。
「何かあったら連絡頂戴。すぐ駆けつけるから」
君は笑いながら答える。
「頼むわ!」
未知の世界に飛び込む君の背中は逞しく、誰よりも
輝いてみえた。
遠く、、、
いつか世界の端っこに行ってみたい。
息を飲むような景色を見てみたい。
ただそれは単なる願望に過ぎない。
私は本が好きだ。
本を読めば様々な物語が文字を通して見えてくる。
読者の糸を惑わすような展開の本や日常を題材にして
作者の想いが綴られた本など手に取ればとてもワクワクする様なものばかりだ。
現代はSNSも発達している為気軽にネットで本を見る事が出来る。だが私は書店に直接足を運び興味のある本を手に取り読む方が性に合っている。
印刷された紙の匂いもページをめくる音も画面越しでは伝わらない私が好きなこだわりポイントだ。
私のこの文章は決して上手いものではない。
ただ遠く離れた名も知らない人にもなにか伝わるものが
あれば嬉しい限りである。
誰も知らない秘密
私は薄暗い所が好きだ。
周りの声や嫌な人に近づかなくて済むからだ。
でも貴方は、貴方だけは私を認めてくれた。
こちらをみて微笑んでくれた。
家も2階で同じマンション、壁に近づけば貴方の
楽しそうな笑い声が聞こえてきて嬉しくなる。
私はもっと見て欲しくてちょっかいをかけるが
貴方は見てもくれないし私が嫌な物を部屋におく。
「はぁ、貴方を独り占めして閉じ込めたい」
と強く思うようになった。
そこで私はあの人が好きな物を届ける事にした。
ドキドキする。胸が高鳴る。
部屋全体がとても心地よい温度になる。
貴方が帰ってくる。
やっと帰ってきた、私は貴方に声かける。
でも貴方は恥ずかしいのか逃げるように部屋に行く。
私は部屋に入りあなたを探した。
空いていたはずの扉が閉まってる。
「ふふっ、ここにいたのね、見つけた」
扉を開け貴方を包み込む。
貴方は慌てたように私から離れようとするけど
昨日右足首に巻いていたお守りの糸があるから大丈夫!
ずっと一緒に過ごしましょ。 私と、、、
あれ?あいつの携帯かからない
どうしたんだろ?
昨日から家に帰ったっきり行方不明だ。
最近この辺で良からぬものをみかけたと何人もが証言しているし実際に目撃している人もいるが大丈夫だろうか?
嫌な予感する。
おーーい、いるか
俺はドアノブに手をかける。
「ガチャ」空いていた。
俺は部屋に入り目を見開いた。
そこにはあいつの携帯電話だけが置いてあった。