終点
終点と聞けば何が思い浮かぶか
私はいつも終点で降りる。その時間帯になるとあまり混んでおらず,終点で降りるのはいつも私一人だけ。
昼間の人が賑やかな車内もいいけど,一人っきりというのも案外悪くない。
夜のバスで一人,iPhoneの音楽アプリを開き昼間とは違う風景を車窓から眺めるのが,最近私の密かな楽しみになってきている。
上手くいかなくたっていい
あの頃の自分に伝えたい。
何事もやってみることが一番だ
自信がなくて怖気つき,誰かと関わるのが怖くて自分の殻に閉じこもっているのでしょう
でも本当はどうにかしたいと心の底から願っているのに,一歩踏み出せずにいた
大丈夫、上手くいかなくたっていいからやってごらん
誰だってみんな失敗を怖がり,不安に襲われることだってある。
上手くいかなかったら?ってあなたはきっと不安がってるけど,それでもいいんだよ。
何かが始まるきっかけなんて,いつ起きるかわからないんだから
上手くいかなかった時だってあったよ
でも,いつか「そんなこともあったな」って笑ったり、失敗から学べたことも沢山あったよ。
だから上手くいくいかないより,自分がやりたいことに正直になってください
あなたはこれから夢や好きなことを語り合える友達と沢山出会えるよ
蝶よ花よ
種から芽吹き,日の光を浴びた小さな蕾は長い冬を乗り越え,やがて美しい花を咲かせる。
小さな卵から孵った幼虫は、成長するために蛹へとなり,美しい羽を広げ自由に舞う
産声を上げ誕生した命は,いつのまにか自力で立ちあがり,やがては自分の言葉を喋ることができるようになる。時には悩み,周囲の愛情を知り,自分の足で道を歩けるようになる。
言葉の意味は違うけど,みんな「蝶よ花よ」と育ってきたのかもしれない
小さな種が,陽の光を浴びて美しく花を咲かせたように
蛹となり眠り続け,羽を広げ空へ飛び立つ蝶のように
私たちは親から愛情を貰い,自分と向き合い成長し,羽ばたき,やがて人を愛していく。