“ひそかな想い”とかじゃなくて、バカどデカい想い。
呪って殺せるものなら殺したい。
独占欲とかじゃなくてこれは恨み
私以外の女を好きになった過去も全部好きといえる
だけどその女は好きじゃない、ずっと嫌い。
私とその女が交わることはないけど、彼は過去にその女と交わったわけだから。だからずっと、嫌い。
彼のことを知っているのは私だけでなきゃいけない
私以外に、私以上に彼のことを知ってる人間は要らない
あの女が私以上に彼と同じ時を過ごして、情報を共有して、思い出を刻んだ、その時間が要らない。
呪って殺せるものなら殺したい。
だけど、もしあの女が死んじゃったら、少しでも彼が気に留めてしまうかもしれない。これは女としてじゃなくて、人間として気に留める、という意味。私以外の女に頭を悩ませる時間があるくらいなら、私が死にたい。
“あなたは誰”?
あの人は私にずーっと優しくて、私にだけ優しくて、私のことが大好きで、私のことだけが大好きな、そんなあの人。
でも昨日、他の女の子と楽しそうに話していたね。そんなの、私の知ってるあの人じゃ無いよ。「私だけに」微笑んでくれる、「私だけに」優しくしてくれるあの人じゃなきゃ、あなたはあの人じゃ無いんだよ。
一体、昨日の“あなたは誰”なんだろうね。
「“君の声がする”」
それは、階段の上からであったり、はたまた階段の下からであったり、教室の外から聞こえて来たりもする。
そういうときに決まって私は、私の髪型を気にしてしまう。ぼさぼさしていないかどうかを、気にしてしまう。
ただ、それはただ「声が聞こえる」だけであって、君と目があったりするわけでは無い。ましてや、私のことを見てくれるわけでもない。それでも私は気にしてしまうのだ。君に、見られてしまうかもしれない少しの可能性を感じ、少しでも可愛い私でいたいという、「私の心の声がする」のだ。
大好きな彼を前にすると、緊張してしまうし、思っても無いような、言葉を発してしまう。要は、ツンツンな自分が出てしまう。つまり、取り繕ってしまう。
本当は彼に甘えたいし、もっと愛が伝わる会話をしたいけど、いつも気恥ずかしくて、話を違う方向に曲げてしまったり、彼からの愛の言葉をスルーしてしまう。
こんな私の目標はきっと、“好きだよ”なんて甘い言葉に熱心になるのではなく、日常の小さな小さな、“ありがとう”を言葉にすることから、慣れていこうと思う。
“ありがとう”
“星に願って”しまう
どうしようもない。
彼の前にいると、緊張してしまって、どうにもうまく話すことができない。戸惑いすぎて、聞かれている内容と少しズレたことを言ってしまう時もある。
こういうとき私は、
「彼といるとき、緊張せず、普段通りの会話をしたい」というどうしようもない願いを、星に託してしまう。
どうしようもないと、頭ではわかっている。時が経てば、きっとどうにかなる。でもわたしは、あんなに綺麗な星空を見れば、ふと、“星に願って”しまう。