雫
雨が上がった後の葉についている雫は綺麗。
普段は植物に触れようとしない。
けど、気まぐれに雫には手を出してしまう。
本当に、綺麗だ。
やはり雫と言ったら、となりのトトロだ。
知ってる人はわかるだろう。
バス停でサツキが初めてトトロに会うシーン。
あんな大量な雫が落ちてきたらもはや雨。
大粒の雨。
なんか、あんま面白いこと今日は話せないな。
では、本日はここまでということで。
またね。
何もいらない
何もいらない。
何も求めない。
何も期待しない。
だから、何も他人にしない。
そんな生き方って正しいの?
誰かに期待されるのが苦手です。
期待に応えられなかったら怖いから。
誰かに注目されるのが嫌です。
僕を見ていても何も起きないから。
僕が他人に応えられなかった時の反応が怖い。
いつも相手のことばかりを考えてマイナスへ向かう。
誕生日が嫌いです。
友達を祝っても僕は祝われない。
まあ、家族がいるからまだ大丈夫だけど。
だから、他人に期待なんかしない。
そう決めてずっと生きてきている。
あなたは何が欲しい?
物?金?時間?それとも愛?
わからないけど、期待して後に苦しむかもしれないのは自分自身だ。
だから、諦めることも時には大事かもよ?
もしも未来を見れるなら
正直に言おう。
未来なんて知りたくない。
知ってしまったら、なんか嫌。
ちゃんとした理由なんてないけど。
未来は決まっているものだと思う。
だから、今足掻いてもきっと変わらない。
(まあ、こんな話あるあるだよね?)
高校に入学してもきっと途中で脱線する。
クラスに馴染めなくて。
みんなについていけなくて。
ついていかなくてもいいって言われたよ、当然。
だけど、圧倒的に置いていかれてる感があったらさすがに辛いよね?
どこに行っても結局変わらない結果。
それって諦めてるだけって?
そうかもね、諦めてるだけかも。
でも、そんな未来が自分で見えてたらいずれ脱線。
結果通りになっちゃうんだよ。
未来なんて知りたくない。
けど、わかっている過去なら変えたい。
あなたは自分の未来を知りたい?
その未来がどうか、良い未来でありますように。
無色の世界
子供の頃は世界が綺麗に見えた。
全てに色がついていた。
けど、いつからだろう。
色が少しずつ白黒になって見えはじめたのは。
僕が覚えているのは小6まで綺麗だったこと。
校舎が、友達が、街が。
キラキラして見えてたんだ。
でも、中学に入って世界が変わった。
別の小学校の生徒と一緒になると、友達が変わった。
僕の勝手なイメージだけど、その学校の子達は皆が個性的だったんだ。
だから、同級生もその子達に染められた。
あいにく、僕には友達が少なくてね。
それが救いだった。
あんま変わんなかったよ。
人が増えれば考えが増える。
人が増えれば心の闇が広がっていく。
覚えていないけど、それを知るきっかけがあった。
もう思い出せないだろうな。
今、世界の色が霞んでいたり無色だったり。
そんな方は普通にいると思う。
きっかけはわからない。
けど、また何かに出会えたら色付くかもしれない。
汚く見えている世界でも目を向けてみて。
あなたを救ってくれるなにかが見つかるかも。
桜散る
咲き誇るたくさんの桜。
満開な桜を見ることができるのは数日の間だけ。
毎年のように雨が降り、散っていく。
それでも、散った後でも桜は綺麗だ。
近くに川があれば桜の川ができる。
道があれば桜の道ができる。
木についている花びらだけが楽しませてくれるわけではない。
土に帰るまで綺麗でい続ける。
風で散っていく桜も綺麗だ。
桜のシャワーを浴びているみたいで。
風に飛ばされた花びらを掴むと良い事が起きるって。
中学の時、友達と必死になって桜を追いかけてたな。
取ることができた時の嬉しさはすごいものだった。
桜が散っていくのを見るとなんだか悲しくなる。
けど、来年も必ず咲く。
その時まで頑張って生きよう!
散っていく桜は僕たちの嫌なことを一緒に持っていってくれる。
桜の木下で昼寝とかしたら、今までの事がどうでも良くなっちゃうかも?