山の中を車で走っている状態なんかはまさに「光と霧の狭間」そのものだ。
車のライトに照らされて、霧のなかで光が乱反射する。
私は小中高のときにたまに登山をしにいったのだが、霧のかかった道を車でよくすすんだ。
舗装されてないガタガタの道をありえないほど近いガードレールと山側の壁に挟まれて進む。
そんなやばい道なのに運転手はハイウェイを颯爽と走り抜けているかのように山道を進む。
道はくねくねで、三半規管が刺激されて気分が悪くなる。
景色も最悪。
それはそうだろう、山の中に道を切り開いているんだから、木しか見えない。
たまにトンネルをくぐり、抜けたら森の中を進む。
ほんの僅かな間だけ空や川、向こう側の山が見えることがあり、下を覗くととんでもない高さに我々がいるということを思い知らされる。
登山の入り口の駐車場につき、やっと解放されたと思って車から降りると周りの空気は冷え冷えで、なんだか解放された気分がしない。
どこを登山しにいってもこの一連の流れがあるよね。
砂時計の音
砂時計という名がついてるけど、ただの時間の計測機だよな。
だが、単なる計測器にとどまらない魅力を感じる。
砂時計を逆さにするだけで時間を測れる。
それも結構な精度で。
もちろんスマホのタイマーの方が精度も高いしタイマーとしての機能もスマホの方が高い。
けれども、スマホではただ時間を測っているだけで、砂時計の方では「時間が過ぎている」というのが視覚的にも聴覚的にも分かる。
そんな気がした。
少し話は変わるが、アプリのアイコンで時計はアナログ時計、電話は受話器のアイコンが使われている。
今後すべてがデジタル化していくと、アナログ時計や受話器は消滅して、単なる記号になっていくのだと思う。
だいぶ前に読んだ小説の中に「ポケベル」という単語が出てきて「昔はこれでコミュニケーションをとっていたのか」と驚いたことがあるが、「昔はこれで今が何時か見ていたのか、チクタクとはこんな音なのか」と驚く人達も出てくると考えると、時代の変化は早いものだなと切に思う。
消えた星図
星座というものは古代ギリシア人が暇で暇でしょうがなかったからギリシア神話と結びつけて星と星を繋ぎ合わせて遊んだのが始まりだと聞いたことがある。
昔の人の遊びが星と星を繋ぎ合わせること、ってロマンチックすぎる。
そう考えてみたら、今では知ることのない「消えた星図」というものがあったのかもしれない。
愛 − 恋 = ?
愛は持続的に続くもので、恋は一瞬にして燃え上がる情熱のようなものだと定義する。
愛から恋の成分を引いたら……残るのはプラトニックラブか?
「肉体的な関係を伴わない、精神的なつながりを重視した恋愛」
というのがプラトニックラブの定義。
果物の中だと三軍。
そんなイメージがある梨。
味もほぼ水。
水が甘くなってみずみずしくなっただけ。
そんな感じの果物。
梨って好きな人いるのかな?
リンゴがマリオだとしたら、梨はルイージだね。
なんというか、リンゴと梨じゃ格が違うよね。
禁断の果実、なんていう厨二病めいたかっちょいい二つ名持ってるりんごにかなう訳が無い。
別に梨アンチという訳じゃない。
ごめんねふなっしー
〜〜〜
テーマ 梨