récit

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6/13/2025, 2:28:46 PM

モテモテイケメン猫は、自分は黙っててもいつも騒がしさの中に身を置いている。

彼は、家に帰るやいなや、次のお散歩へ駆け出してしまうんだ。

彼を振り向かせようと、どれほど機嫌をとってもむなしいことだ。彼が心が動くのは彼が気が向いた時なのさ。

だって彼は猫としてのメロディに身を委ねて、わがままに生きる楽しさを味わっているんだから。

「君だけのメロディ」

6/12/2025, 11:29:53 PM

他動詞loveに目的語無くピリオドがついたとしたら、英文として成立するのかなぁ。
文法的には不自然に感じる。でもコンテキスト次第では成立するのかもしれない。
まるで、アイラブに白が宿るような感覚だ。

白とは、潔さであり、無垢であり、無限であり、そして、無でもある。何者にもなれるその存在は、まさに計り知れない静けさを持っている。

もしかすると羊系の猫が現れたなら、彼らはミャアと鳴きながら、その愛を示すことができるかもしれないね。

「I love」
☆髭男のはI love……

6/12/2025, 9:34:32 AM

窓を叩く雨粒を、ひとつ、またひとつと数えながら、猫は夢の深淵へと静かに潜っていく。そこは、ただただ存在するだけの世界。
時は静かに遡り、猫は魚の姿になり、自由にひらひらと流れる時の中を泳いでいる。
目の前に広がる夢の海で、銀色のゴンドラが思いを乗せて漂ってゆく。

それは、雨音に包まれた窓辺でのこと。
語ることは何もない。ただ心地よさだけが雨と巡っていくのだ。

「雨音に包まれて」

6/10/2025, 3:44:37 PM

ラベンダー色に輝く満月の下、街の小さな片隅で、一匹のイケメン猫がロックを奏でる。

月夜に響き渡る歌声に、周囲の猫たちは魅了され、シッポをリズミカルに揺らし始める。
まるで深海のネコ平目のように。

美しい猫たちの幻想的なロックナイトが始まる午前0時。
君もこっそり参加してみるかい?こわくないよ、大丈夫。

「美しい」

6/8/2025, 11:27:22 PM

君と歩いた道は、風が心地よく吹き抜けていた。弾む足音が静かに時を刻んでいたよ。道の向こうには、自由な青空が広がっている。

君と一緒なら、その道で跳ぼうが潜ろうが、どんなことも安心できたのさ。

それは僕にとって、日常でありながら、特別なひとときでもある道だった。

「君と歩いた道」

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