今日は、理沙ちゃんとイザベラおばあさんとイケメン猫の僕との3人で"鎌倉海の散歩道マリーナ"へおでかけしたよ。
そこのオーシャンビューカフェで、蒼い海と空を眺めながらマリンランチを楽しんだの。とってもおいしかった。
理沙ちゃんは将来の進路について悩んでいるようだったけど、僕たちと一緒に空を見ていたら、本当にやりたいことが見えてきたと言っていたんだ。
空を見つめると、自分自身と向き合える気がするよね。
みんなで美味しそうな雲を見てたら食後のデザートにバニラアイスを注文しちゃった。
「空を見上げて心に浮かんだこと」
馬車馬のようにがむしゃらに働くという言い回しがある。
が、実のところ馬車馬というのは効率よく働いている。
馬車馬は休憩を挟みながら1日トータル4時間以上は走らないものである。
ドリッキィが働くノワルエンタープライズNEPの就労協約には、「馬車馬のように働け」と書かれている。
そこで、ドリッキィは新しい働き方を思いついた。
ドリッキィは朝の9時に出社して、まずは軽快な足取りでNEPの廊下を駆け抜けると、同僚たちに元気を振りまきながら仕事に取りかかる。
昼食は美味しいお弁当をゆっくり楽しんで、午後からは1時間全力で仕事に打ち込む。
ちょっとした休憩も大切にしている。
そして、午後の2時になると、
「今日はもう馬車馬のように4時間素晴らしい仕事をした。さあ、本日の仕事は終わりにしよう」
と満足げにさっさと帰宅するドリッキィだった。
「終わりにしよう」
レイダック星人は、顔が8つ、腕が6本ある。
地球では、多才な人を称えて「八面六臂」と言うが、これはレイダック星人の優秀さを表す言葉でもある。
最近、地球で流行っている「手を取り合って、顔を合わせて笑顔で踊ろう」という平和ムーブメントが、レイダックの宇宙ワールドニュースで取り上げられた。
その影響で、レイダックの若者たちも、見つめ合いながら手を取り合ってダンスをするようになった。
でも、8つのどの顔を見ればいいのか困惑し、6本の腕が絡まってしまうという混乱が生じている。
「手を取り合って」
むかしむかし、ゾワメムという尊大な魔女がいました。
ゾワメムは本当はとても劣等感が強く嫉妬深い心を持っていました。
ある日のこと、ゾワメムは、山向こうの白い魔法使いが育てている花の方が、ゾワメムの毒草花よりも美しい色をしているのを見つけました。
ゾワメムは悔しくて、白い魔法使いの美しい花に向かって
「ふん、こんなちっぽけで不細工な花なんか役立たずじゃ」
と悪態をつくのでした。
すると、ゾワメムの目には、自分の毒草花の方が立派に映ったので満足しました。
ゾワメムはいつもこんな調子で、比べては他者をけなすことで自分を上げ優越感にひたっていましたとさ。
「優越感、劣等感」
僕の名前はマック。キッチンカーのハンバーガー屋さんをしているよ。お客様から美味しいって評判がいい。
それでさ、今年になって東京から大阪に引っ越すことになったんだよ。
大阪に来たら、なぜかみんなが僕をマクドと呼ぶんだ。
自分の名前が勝手に変えられることに、はじめは戸惑ったよ。
ずっとマックって名前だったんだからさ。
せやけど、だんだんとマクドという名前で大阪のお客さんたちに愛されることがわかって来たんや。
「わいはマクドやで、よろしゅう」と挨拶し商売するようになったんや。
そいでから、わいは大阪に親しみを感じることができて、キッチンカーも大繁盛するようになったねん。
ほんまに、まいどおおきに。
「これまでずっと」