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馬車馬のようにがむしゃらに働くという言い回しがある。
が、実のところ馬車馬というのは効率よく働いている。

馬車馬は休憩を挟みながら1日トータル4時間以上は走らないものである。

ドリッキィが働くノワルエンタープライズNEPの就労協約には、「馬車馬のように働け」と書かれている。
そこで、ドリッキィは新しい働き方を思いついた。

ドリッキィは朝の9時に出社して、まずは軽快な足取りでNEPの廊下を駆け抜けると、同僚たちに元気を振りまきながら仕事に取りかかる。

昼食は美味しいお弁当をゆっくり楽しんで、午後からは1時間全力で仕事に打ち込む。
ちょっとした休憩も大切にしている。

そして、午後の2時になると、
「今日はもう馬車馬のように4時間素晴らしい仕事をした。さあ、本日の仕事は終わりにしよう」
と満足げにさっさと帰宅するドリッキィだった。

「終わりにしよう」

7/16/2024, 12:47:56 AM