NoName

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10/29/2022, 2:46:53 PM

もう一つの物語。


あの人の好みが変わったので私は髪を切った。
あの人を助けたくて、頼まれてもいないのに沢山自分を削った。
あの人のそばにいたくて、沢山自分を偽った。

そんな私の過去の記憶が、戻った。
記憶喪失になる前の私の人生は、面白いことに私のものではなかったのだ。

記憶まで無くさなければ気づかなかった。
この体は私。
この世界を語るは私。

あの人が居なくても、こんなに広い。

私のために、これからどうしようか。
もう一つの物語を知れた私の、これからの往く道へ。

9/27/2022, 5:57:10 AM

「あぁ…私、秋って嫌いよ。」

隣に座るその人は、秋風で髪を揺らし、そう吐き捨てる。

「どうしてか分かるかしら。涼しいこともあれば昼は暑かったり…はっきりしないからよ。」

その人の瞳が動き、此方を捕らえる。

「貴方みたいに。」

その瞳が潤む。はっきりしない気候の中、その人は不安そうだった。

「そして…私みたいに、」

その人の性別は半分だ。女性でもあり、男性でもあるはっきりできない存在。
そして僕は…その人を愛してる。しかしその愛はなんだ、恋か、友情か。


「でも…でも、僕はここにいる。君が好きだ。一年中だってそばにいる。」


だから…気候になんて左右されないでくれ。
僕を見てくれ。
秋の涼しさと暑さが君を不安にさせるなら、

「だから…僕も秋を嫌うよ。君と。」


9/19/2022, 3:32:23 PM

昨日があったこと。

今日の私が考えたこと。

今この瞬間に文字を打つ私が

どの瞬間に消えるのだろう。

私とは何だろう。

どの私が、私なのか。

分からない、だから私は持っていく。
過去の私も今の私も、未来に忘れずに持っていく。

時間よ止まれ。
私の思考よ、続け。

6/5/2022, 12:24:44 PM

いつも人を殴りたい。

5/8/2022, 1:02:08 PM

1年後のあなたへ。

生きていますか?

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