約束をしよう
きっとこの先も変わらず世界は流れていくけれど
君と僕は必ず笑い合える明日を迎えることを
なんなら悲しくても 辛くても
決して独りにならないように
そばに居るだけでもいいよ
約束をしよう
たぶんこの先も変わらず時間は過ぎ去っていくけれど
君と僕は必ずこの場所で明日も手を繋ぐことを
自分のために無理をしないで
僕のために無理をしないで
この世でいちばん簡単そうで 難しい約束を
「また明日」
心が透明であったと思えるのは、きっと年端もいかぬ頃だけだったろう。
今は透かしても心の奥なんて見えもしない。
でもそれが悪いとは思わない。私が紡いできた歴史の厚みを心に重ねてきたと感じているから。
何色にも染まれることが全てだとは思わない。痛みや苦しみをもろに受け止めてしまうことだってあるだろうから。
綺麗事だけでは片付けられないものを、私の心は握っているよ。
心身ともに健康でいたかった。
誰にも迷惑をかけない大人になりたかった。
そう思っていたのに、環境に耐えられず、逃げることもできず、ぶっ壊れてしまった。
ただ理想を掲げていただけなのに、呆気なくそれは霧散してしまった。
理想という欲を求めることはなかなかに難しいことで、まして自分自身のことは客観的に見れない分余計に厳しい。
理想の自分はどう足掻いてももう戻ってこない。
それでもあえて今私が自分に理想を求めるとしたら、誠実に、強かに、しなやかに人生を生きられる人になりたい。
夕日の射す教室で1人絵を描いていた
いつもと変わらない情景
黒板の前で男子が楽しそうに話をしてる
いつもと変わらない情景
キリのいいところで帰ろうかと
鉛筆をしまおうとした時
男子の声が不意に私を突いた
指差してきた男子が話す
本当はあの子が好きなんだろうと
燃え上がるような感覚に襲われて
鉛筆を握る手が震えたけど
教室から逃げ出すことには成功した
心が騒めくけれども
混乱の方が勝っていた
そんな小さい頃の恋物語
既製品のチョコレートを何日も前から準備しておく。
今年も貴方のために。
だけど貴方は毎年手作りのお菓子を準備してくれる。
だから私は「既製品」なのだけれど。
貴方の手作りのお菓子が美味しいから、とても手作りのお菓子なんて渡せないの。気にしないよ、作ってくれてもいいんだよと簡単に言うけれど、私にとっては簡単な事じゃないのよ。
毎年悩むバレンタイン。
やっぱり今年も、既製品を買いに行く。