Sasha

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4/17/2024, 2:06:47 AM

大人になれってお前は言うけど

大人になるってどういうことさ

先生の言いなりで

なんでもハイハイってやって

要領よく小綺麗にこなせば

それが大人なのかよ

お前はそれで 満足なのかよ

いいかお前 

青臭いのを承知で言うけど

夢見る心がすべてなんだぜ

俺はこれからも

そうやって生きていくんだぜ

【夢見る心】

4/15/2024, 11:55:07 PM

「もう無理なの」

いまも頭の奥でこだまする 君の言葉

もう一度 やり直せるなら 

もう一度 抱きしめられたなら

僕は一人ぼっちの部屋に挨拶する

既読がつかないLINE

もう届かない 君への思い

傷付けたのは僕のほう

あの日に戻れたら あのとき

君の気持ちをわかってあげられてたら

街を彷徨う僕は 

まるでぺしゃんこの影のよう




【届かぬ思い】

4/6/2024, 7:16:38 AM

星空の下で 僕は芝生に寝転ぶ

誰もいない 公園の広場

警備員はこない

見上げる先には シリウス

白く輝く 銀狼の星

いつかあの星に 僕は帰るんた

そこに君はいないけど

これは僕の問題

君は君の星へ帰ればいいい

君が君のままでいられる星へ

僕は帰りたい

すべてを受け入れてもらえる 魂の星へ



【星空の下で】

2/22/2024, 4:08:42 AM

「もう一度、やり直せるかな」

君が言う

「0からの関係性に戻ればいい」

僕は君を抱きしめる

「マイナスからじゃなく?」

「うん 0からだ」

僕は君の髪に頬をつけた

君のシャンプーの匂いに

僕は胸を締め付けられる



【0からの】

2/20/2024, 1:22:54 PM

「同情しないで、ほっといてよ!」

「いや、別に同情してる訳じゃないよ。僕は本気で、君と一緒にいたいんだ」

「……」 

彼女は疑い深そうにこちらを見ている。一体いつから、こんなにこじれた性格になってしまったのだろう。僕は仕方なく、彼女に説明した。

「君に出会って、僕は救われたんだ。だから、一緒にいたいって思ってる。ただそれだけだよ」

「……本当に?」

「ああ」

君がこちらを向いて立ち上がり、頬に流れる涙を指で拭った。

綺麗な涙だ。僕は急に、君を抱きしめたくなった。君の魂を癒せたら。一緒に歩いていけたなら。


【同情】

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