2/22/2024, 4:08:42 AM
「もう一度、やり直せるかな」
君が言う
「0からの関係性に戻ればいい」
僕は君を抱きしめる
「マイナスからじゃなく?」
「うん 0からだ」
僕は君の髪に頬をつけた
君のシャンプーの匂いに
僕は胸を締め付けられる
【0からの】
2/20/2024, 1:22:54 PM
「同情しないで、ほっといてよ!」
「いや、別に同情してる訳じゃないよ。僕は本気で、君と一緒にいたいんだ」
「……」
彼女は疑い深そうにこちらを見ている。一体いつから、こんなにこじれた性格になってしまったのだろう。僕は仕方なく、彼女に説明した。
「君に出会って、僕は救われたんだ。だから、一緒にいたいって思ってる。ただそれだけだよ」
「……本当に?」
「ああ」
君がこちらを向いて立ち上がり、頬に流れる涙を指で拭った。
綺麗な涙だ。僕は急に、君を抱きしめたくなった。君の魂を癒せたら。一緒に歩いていけたなら。
【同情】
2/19/2024, 10:35:05 PM
枯葉が舞うこの季節
君が去った
冷たいベッド
かすかな君の髪の残り香
君に似た人とすれ違うと
僕はその香りを 追い求めてしまう
君の肌のぬくもり
今はもう冷たい僕の左側
僕にささいな日々の喜びをくれた
ありがとう
そっと空に呟く
ちくしょう
そんなこと 夢にも思ってないのに
【枯葉】
2/19/2024, 8:45:29 AM
「今日にさよならするんだ」
君が、手紙を火にくべた
風に乗って、灰が空を舞う
「もう、忘れたいの」
君がつぶやいた
そうだよ 忘れちまえよ
俺が君の思い出を
全部上書きしてやるよ
【今日にさよなら】
2/17/2024, 11:48:18 AM
「これがお気に入りなのよ」
君が微笑む
俺はロードバイクのことなんか
ちっとも分からない
でも君がそう言うなら
これはいい空気入れなのかもな
【お気に入り】