君と会う為に、僕はいるよ。
喜んでもらえるか分からないけれど、
君のために用意したものもある。
全てを完成するパズルのピースはあと一つ。
君というピースが必要だ。
君に会うためには、
どうすればいいのかな?
僕は、
本当の誠心誠意は相手と会って、
相手に直接思いを伝えることだと思っている。
言葉と非言語をもって伝えることこそが、
本当の心を伝えられるのだと。
そう信じている。
けれど、
機会を失って伝えられない可能性を考えたら、
どんな形でも思いは伝えるべきなのかもしれない。
だから、
万が一の為に、ここに言葉を残しておくね。
迷惑をかけてばかりでごめんなさい。
大切な時に間違えてごめんなさい。
いつも助けてくれてありがとう。
心の支えになってくれてありがとう。
出会ってくれて本当にありがとう。
…やっぱり、言葉だけじゃなく
会って伝えたいよ。
だって、
本当に大切な、
大切な宝物だから。
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どうすればいいの?
どうもこんばんは、新米の鳥です。
君からのご用命があるのではないかと、
ずっと待機していたのですが…。
どうやら君は
自ら探し、見つけ、選択をしたようですね。
嬉しいです。
君の幸せが一番ですから。
ところで、ずっと疑問だったのですが…。
何故、あんなにも美しい宝石の海が出来ているのでしょう?
本当に何も知らされていないので、
未だに理解出来ていないのですが…。
君のもとへ行きますので、
どうか、これまでの事、これからの事。
色々教えてくださいね。
約束ですよ。
では、また。
今度は、現実で──
鳥の姿ではなく、人の姿でお会いしましょう。
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また会いましょう
どうも、どうも新米の鳥です。
ちゃんと空を飛ぶ鳥ですよ。
鳥なのに新米とは、これいかに?
しかし、仕方ないのです。
なにせ不慣れな「新米」でして。
最近はずっと、あっちの空…こっちの空…と、
飛び回っております。
僕、鳥なんですけど、高所恐怖症でして…。
「そろそろ、宿り木で休みたいなぁ」なんて思う今日この頃です。
はっ!ごめんなさい。
つい、弱音をこぼしてしまいました。
僕が飛ぶ空は、TLと呼ばれているんですけど…。
凄いですねぇ。
僕の目から見ても、キラキラ輝いてますよ。
宝石ばかりです。正直、宝石の海じゃありませんか。ビックリして何回も墜落しかけましたよ。
僕の空でもこんな素敵な景色なのですから…
君の見る空はもっと凄い、絶景なんでしょうね。
──君の空から見て
素敵で、君が「幸せになれそう」と思えた宝石は
見つかりましたか?
僕はね…僕の幸せより、
「君の幸せ」が何より大事なのです。
君が幸せになれそうな宝石があったら、
是非教えてくださいね。
僕、頑張りますので。
新米の鳥より
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スリル
さて、本日のテーマは「飛べない翼」。
私は人なので、空を飛ぶ翼は持っていないが──
想像の羽は持っている。
その羽は無尽蔵で、「遠い」も「近い」も関係ない、自由な創造の羽だ。
想像の羽を使って想像するなら、やっぱり楽しいものが良い。
ちょっと子供っぽいけれど、個人的に「こういうのがあったら嬉しいなぁ」というのを今回は書いていこうと思う。
以前にも書いたが、私の体の中には宝箱がある。
その宝箱に入っている人達は、皆素敵で、かけがえのない大切な人達だ。
けれど、それぞれソロで活躍されている事が多く、
全員を一堂に会することはとても難しい。
宝箱を想像することで、皆に会いに行ってはいるけれど、本当は現実的に顔が見たいし、声も聴きたい…。
ゲームのようなバーチャルの世界に皆が居て、好きな時に好きなだけ会いに行けたら良いのに…といつも
思っている。
現実世界で会えるのが一番だけれど、予定が合わなければ会えない等がある。
個人的にバーチャルの良いところは、そういうものを取っ払って、現実では難しい事が可能になる事だと思う。制限を設けない限り、基本何でも出来てしまうという所も魅力的だ。視覚や聴覚をフルに使い、体験出来るのも強みだ。
もし、私の宝箱にいる人たちがバーチャル化して、
ゲームとかになったなら──私は、とても嬉しいし、楽しい。さらに、自分の好きな音楽が流れたりしたら、テンションも上がる。現実で会うことが難しい時等は、心の慰めや拠り所にもなるかもしれない。
そこに行けばいつでも好きなだけ皆に会える──
なんて素敵だろうか。
そして、もし──
私以外にもそれを素敵だと思い、愛してくれる人が
いたなら…私が素敵と思った人たちは、ずっと誰かに愛され続けていくのかもしれない。
そうなったら私は、もっと嬉しい。
ずっと、ずっと、愛され続けてほしいから──。
飛べない翼ではない──想像の羽の想像が
いつか素敵な未来を導きますように。
────────────────────────飛べない翼
時間を飛び越えて、君に会いに行きたい…。
仲間に囲まれて幸せそうな君に。
「ススキ」という文字から、お月見しか思い浮かばなかったので、ちょいと辞書で調べるところからスタートしてみましょうかね。
ススキ=山野に群生するイネ科の多年草。秋、花茎の先に尾花と呼ばれる大きな花穂をつける。秋の七草の一つ。
春の七草は知っていたけど、秋の七草は知らなかったのでこちらも辞書で引いてみました。
秋の七草=秋に咲く代表的な七つの草花。ハギ・オバナ(ススキ)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ(または、アサガオ)
私の手持ちの辞書では、由来とかは載っていなかったので、さらにインターネットで由来を調べてみると──以下引用。
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秋の七草の由来 秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まり
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)
かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな) 葛花(くずはな) 撫子の花 女郎花(おみなえし)
また藤袴 朝貌(あさがお)の花」
1つ目の歌の意味は「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」
2つ目の歌は「それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と7種類の草花を説明しています。
「朝貌」は「朝顔」のことで、諸説ありますが、現在では桔梗(ききょう)のことだと言われています。
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万葉集の歌が由来とは、秋の七草はとても風流ですね。
春の七草は、七草粥にして無病息災や健康長寿を願いますが、秋の七草は鑑賞や季節を感じて慈しむのが目的とのこと。
先人にうたわれた花を飾り、美を見出す。芸術の秋に相応しいなぁなんて、思ってしまいました。
花言葉とかも気になったので、こちらもインターネットで調べてみました。
萩=「思案」「内気」「柔軟な精神」
尾花=「心が通じる」「活力」「元気」
葛=「芯の強さ」「活力」「治療」「根気」
撫子=「純愛」「貞節」「無邪気」
女郎花=「美人」「はかない恋」「約束を守る」
「親切」
藤袴=「ためらい」「やさしい思い出」
「あの日を思い出す」
桔梗=「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」「気品」
(朝顔=「愛情」「結束」「あなたに絡みつく」
「明日もさわやかに」)
心に芯があるけれど、控えめで、思慮深さも垣間見える言葉達。何だかとても素敵だなぁなんて思ってしまうのは、私だけでしょうか。
こういう調べ物をしていると、次から次へと調べたくなってしまいます。
一つをとことん突き詰めても、或いは、広い視野で
見ても、そこから無数の枝葉があることを知り、世界は豊かで広いのだなぁ、なんて思ってしまうのです。
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ススキ
秋の野の、尾花(をばな)が末(うれ)を、押しなべて、来(こ)しくもしるく、逢へる君かも
阿倍朝臣蟲麻呂