4/20/2024, 3:15:28 PM
「何もいらない」
「君さえいれば何もいらない」って、
それっていちばん欲張りなんじゃないかしら。
4/17/2024, 4:47:11 PM
「桜散る」
柔らかな桜が、
湧き出るような緑に変わっていた。
今年こそ、三色だんごでお花見…したかったのに。
4/16/2024, 4:17:08 PM
「夢見る心」
毛布の中で目を閉じれば宇宙が広がる。
はるか遠くのブラックホールの心配をしたり、
果てしない広さ、長さに気が遠くなり、
始まりを空想したりする。
本当は、宇宙に何も意味は無くて
誰かの夢の中のお話かもしれない。
夢から覚めた瞬間、
この世界はふっと終わるかもしれない。
終わっても、勝手に続くのかな。
まだ小さな心で大きな夢を見る。
夜の静寂から、朝の目覚めまで。
この短いお話を
わたしはいつか、忘れてしまう。
4/16/2024, 8:59:27 AM
「届かぬ想い」
あの人は突然姿を消した。
憧れという幻だけを私に残して、
ぱっといなくなってしまった。
蜃気楼のようにのびあがったそれは、
追いかけても追いかけても近づくことは無く
それどころか遠のいていく気さえする。
あの人のように、あの人のようになりたい。
虚空の果てを目指すように、
解けない方程式を解くように、
無いものをひたすら追い求めるその傍らで、
きっとあの人は今もどこかで何気なく
生活をしているのだろう。
そう思うと、やるせなさと安堵が混じったような
そんな気持ちをぶつけたくなるが
そんなもの、あの人の知ったことでは無い。
4/11/2024, 12:10:00 PM
「言葉にできない」
誕生日の夜。
賑やかなバースデーソングに包まれて
ロウソクを吹き消す瞬間に、
この時間が永遠でないことを知り
途端に悲しくなって。