のう ねいむ

Open App
4/12/2026, 10:43:28 PM

『遠くの空へ』

ふとカーテンを開けて外を見ると
空には貫通させられたような
穴の空いた雲がある
その穴を通して空を見つめ
思い馳せれば
その雲の穴から見た空と通常の空は
違うものに見える
まるで穴に色ガラスが付いているようだ
そしてふと遠くにいる異国人を憂いた
午前10時だった

4/12/2026, 1:14:04 AM

『言葉にできない』

なんか変な感じだなとか
なんかしっくりこないなとか
なんか気持ち悪いなとか
なんかむず痒い感じがする
俺は頭が良くないから
それを人には伝えれないけど
この感覚は案外間違ってなかったりする

でもひとりでやってないから
説明できなくて
結局そのまま続けちゃって
あーやっぱりなんてこともある

言葉が追いつかない者にとって
論理よりも勘の方が
確かに信頼できる仲間だ
でも少しおちゃらけて
「勘なんですけど〜」って
言うことしかできない

4/10/2026, 10:11:54 AM

『春爛漫』

新しい環境に入り
新しい仕組みに入り
新しい関係に入り

新しい苦労を知り
新しい壁を知り
新しい現実を知り

見渡せばたくさんの花が咲き誇り
暖かく煌めいたその春風は
私たちに見せるように急かすように
私達も蕾をつける準備をし
開花に向かって春風も冷たい雨も吸い込む

さぁ
自分の花はどんな花なのだろう

4/9/2026, 10:12:10 AM

『誰よりも、ずっと』

私の母
それは、この田舎の街の緑の全てであり
それは、この空の続くまで全てであり
それは、この踏みしめる地面が自分を支える限り
母である

夜に寝ると
これらの母に包まれて
羊水の中でふわふわと浮きながら寝ているみたい

自転車で走り出せば
風は共に走ってくれる

口笛を吹けば
虫が私の周りを踊るように飛び回るのだ

幾度となくコケて
幾度となく空を見上げて
幾度となく下を見て歩いた
その度に母はいたのだ

私に手を差し伸べていた
誰よりもずっと
私も救われている
誰もがきっと

4/8/2026, 10:48:41 AM

『これからも、ずっと』

日々に浮遊感を感じて
何処か掴まれるところを探して
手を伸ばしても弾かれて
やがて身を任せた

私は銀河の川をゆるやかに下り
いつしかすみっこのほうに定住していた
自分の意思ではないしそこに名前はないが
とても住み心地が良くて
今日もそこで大きく息を吸って
ゆっくりと吐いた

Next