のう ねいむ

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5/13/2026, 10:04:56 PM

『一年後』

夢で自分を見た
映画を観るような感じで自分を見ていた
家族とお墓参りをしていたり
一人旅行をしていたり
ショッピングモールをひとしきり見て歩いたあと
椅子に腰をかけて一息ついていた
出てきたのは家族だけで友達はおらず
少し侘しくも見えたが
映る自分は微笑んでいた

今の自分ではそれが良い未来が悪い未来か分からないけど
一年後なんかでは到底届かない幸せを
彼は見ているのかもしれない

5/12/2026, 10:34:41 AM

『子供のままで』

心が置いてけぼりにされた気分だ
体はでかくなり いつの間にか足のサイズも父を越えた
地面から遠くなり 道に落ちている宝物は見えなくなった

皆と同じ形で背広を着て電車の中に流れ込む
ワクワクやキラキラは今も思う

かまきりや川を泳ぐ魚に興奮して
ちょっとしたシールをコレクションして
集めた綺麗な石や珍しい錆びたブリキの破片を
一緒にして同じ箱にたいせつに入れていたいものだ

心だけ子供のままで 体は大きくなって
いつしか心と体は離れてしまいそうだ

5/10/2026, 10:53:33 PM

『モンシロチョウ』

ふとカーテンを開ければ
庭にはモンシロチョウがいる
たんぽぽに止まる姿は
天使と黄金の草原に見える
風に煽られながら飛ぶ姿は
白い衣をまとった舞姫のようでもある
そんな神秘的で優美なものは去る背中から
春の終わりを教えてくれた

5/8/2026, 10:27:37 AM

『1年前』

目が合えば笑われてるようで
まだ若いのに酒の旨さを知った
酒に酔えたら人は気にならなくなり
笑い上戸になって幸せじゃないか
たまに気分は悪くなるけど
こんなに生きるとは心地いいのかと思っていた

しかしある日を境に酒はいらなくなった
それは生きる知識、幸せの感度の上昇、割り切り方である
この3つはお酒を使ってやったいたことだが
自分で知識を求め、色々知っていく中で身についたのだ
無知によって私は酔わされていたのか
今はお酒は嗜む程度だ

5/7/2026, 10:14:51 AM

『初恋の日』

給食の後の授業中
暖かい日が差して意識が遠のいて
視界が霞んできた頃右肩を叩かれた
ぼやけた視界で見えたものは多くないが
彼女の胸元に給食が付いている
なんとわんぱくなことだろう
橙に染まる教科書の文字は
まるで異国語のように脳を通り抜け
ただ彼女が頭の中で膨らむことに気づいていた
頬が熱いのは日が差してるからなのか
私はカーテンを閉めても窓の方を向いていた

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