『誰よりも、ずっと』
私の母
それは、この田舎の街の緑の全てであり
それは、この空の続くまで全てであり
それは、この踏みしめる地面が自分を支える限り
母である
夜に寝ると
これらの母に包まれて
羊水の中でふわふわと浮きながら寝ているみたい
自転車で走り出せば
風は共に走ってくれる
口笛を吹けば
虫が私の周りを踊るように飛び回るのだ
幾度となくコケて
幾度となく空を見上げて
幾度となく下を見て歩いた
その度に母はいたのだ
私に手を差し伸べていた
誰よりもずっと
私も救われている
誰もがきっと
4/9/2026, 10:12:10 AM