#凍てつく鏡
冷たくて…気持ちいいなぁ。
寒い朝。目覚めたら枕元に置きっぱなしの手鏡が頬に当たった。
寒さで冷えきった鏡はまるで氷のよう。
冷たっ!そう感じたのも束の間。
ひんやり気持ちいい。
気がつけばもう7時!
やばい!遅刻!
飛び起き急いで支度した。
鏡の冷たさで目覚めた朝。
今日もいつもの日常に戻るのだった。
どんな人でも誰にも言えない秘密があります。
その秘密は他の人からした実は大したことなかったり、
とても大変なことだったりと様々。
そんな秘密、いつまでも持っていられるでしょうか?
いずれバレてしまいます。けどどうしてもバラしたくない!そんなことってありますよね?
ならどうすればいいのか?
紙に書いてしまえばいいんですよ!
紙に書いてしまったのだから、それでおしまい!
見たくなければ封筒で封をすればいいのです!
心がずっと軽くなりますよ!
よろしければあなたが永遠に隠したい秘密、
この便箋にかいてみてはいかがでしょう?
#秘密の手紙
#見えない未来
明日のこと、その先のことなんて誰にもわからないのに何かが起こると考えてしまう。
予言者でなければ明日や、その先の未来は予測できないしまず当たらない。
僕が受験に合格することも、未来でしかない。
未来がどうなるかは予測はできないから、
未来がどう予想外になっても対応できるように、
あらかじめ予習をしておく。
そうすれば怖さは何もしてないよりもずっと心強い!
見えないからこそ自分の描き方(行動)次第で自分の思い通りにできる。
さて、志望校合格というまだ見えない未来のために…
中学1年生の僕は点数の悪いテストの答案用紙と向き合い自分の思い通りの未来にするため復習と苦手に向き合うとしよう。
#ささやかな約束
あれはまだ私が小学3年生の頃だろうか。
私は同級生の少女と小さな約束をした。
「大きくなったら先生を治す医者になろうね!」
今思えば大きな約束だったかもしれない。
けれど当時の私にとっては些細な約束だっただろう。
当時担任をしていた小杉谷先生はデュシャンヌ型筋ジストロフィーという先天性の神経筋難病を患っていた。
インクルーシブ教育で教員も生徒も障害を持っている人が多かった。
そんな難しい難病を2人で治そうという不可能にも近い約束をあの日あの子としてしまった。
あれから30年…
私は神経内科の医師になった。この日私は小杉谷先生の最期を看取った。筋ジストロフィーは今でも根本的な治療法が見つかっていない。結局最期を看取ることしかできなかった。
あの日一緒に約束した少女は、研究医として筋ジストロフィーの研究をしている。彼女に今日、電話で先生の訃報を伝える。
叶えられなかったが、いつか先生と同じ病気の患者が治る病気として生きられる未来を信じてもう一度約束をすると決めた。今度こそは絶対に叶えるんだ。
#心の迷路
いつも何かしら迷っている。
進むべきなのか。このままでいるべきなのか。
運命はまるで迷路のようだ。
前へ進めば必ず壁にぶつかり行き止まりに遭う。
そのまま待っていたらこの先一生進まないし何も起きないし後退していく。
迷路は文字通り迷いだ。
どれを選択するかで必ず迷うはず。
そしてその選択は時として大きな試練を招いたり、
幸運をもたらしてもくれる。
選択に正解などありはしない。
違った選択を選んだことで皆それぞれが違った形で、
心は成形されていく。
迷うからおもしろいのかもしれない。