どんなに遠くにいても、どんなに離れていても同じ空の下にいる。今、見上げている星空が俺たちを繋いでくれているんだ。
また会える日を楽しみにして君のことを考えているよ
君に届くように世界に優しい愛を広げて、気づけば「聖人だ」なんて言われてた。だけど、愛の源は今もこれまでもこれからもずーっと君だ。夜空を見て君の存在を考えている。
遠くに行っても俺の気持ちは変わらない。
『これからも友達だよな』
誰もいないはずの隣が暖かくなるのを感じた。
昨日のお題:星空の下で
『あんなに頑張ったのにな』
どんなに頑張っても、意識させても結局私は
“妹”から上がれない。どんなに私が貴方のことを想っても貴方は気付いてくれない。
最初は貴方が付き合うって聞いてびっくりした。いっぱい走って兄のところまで行った。
私は知らない女と並んで歩く兄をみて、来た道を戻った。
家に帰ってから今日のことを振り返る。
『あーあ、必死になってバカみたい…』
思ってもいないのに涙がボロボロとこぼれる。
そんな涙を否定したくて私はもう一度立ち上がる。
『しょうがないなぁ、私が“また”お兄ちゃんに近づく悪いやつを成敗してあげる!』
狂喜と愛情、そんな気持ちが入り交じった顔
『さぁ~て、どうやって成敗しようかな?』
鼻歌を歌いながら夜の街へと歩いていく。
お題:バカみたい
私と兄だけ。何も喋らず、お互いを見つめ合う。
遠くからみれば親がいなくてかわいそうかもしれない
寂しそうかもしれない。
でもそれは“その人”の思ったただの感想。私たちの気持ちではない。
私は世間からどんな風に思われても言われても私のことを信じてくれる、助けてくれる兄が好き。
兄はどう思ってるか分からない。分かりたくもない。
いつか見捨てられる時が来るだろうか、何度も考える。でも最後は同じ考えに行き着く。
『そんなときは来ない』と。
兄も私のような自分に頼ってくれる存在が必要。
もし、私の役割を奪うような奴がいるなら笑顔で潰して回ろう。それはもうとびっきりの笑顔で!
もしも、兄が私から離れていってしまったら。
どんな手を使ってもいい。弱みを握っても、人を殺しても自分が死んでも。なんでもいい。
もしもが現実にならないように私の存在をじっくり、ゆっくり植え付けていく。私以外のことが考えられなくなるくらいに。
最後に兄の耳元でこう囁く。
『忘れてないよね?あの日のこと』
「あ、あはは…うん」
その緊張で歪んだ顔はいつ見ても可愛い。
『フフッ!ずっと、私の側にいてね。お兄ちゃん♡』
二人ぼっちのこの家の中に甲高い笑い声が響きわたった。
お題:二人ぼっち
ピー ピー
そこに君がいる。君の背中を眺めながら昔のこと思い出す。
ピー ピー
なんだか寂しくなって君に向かって走る。
走る、走る、走る…。どんなに走っても、もがいても届かない。
『あぁ、届かないのか。最後、太陽に伝えたかったな』
ピー ピーーーー
「航?航、航… 勝手に先にいくなよ、置いていくなよ。まだ伝えられてないのに」
『夢が醒める前に』
「もし航の目が醒めたら」『「大好きだよって」』
「伝えたいなぁ」
航→『』 太陽→「」 二人→『「」』
お題:夢が醒める前に
君の隣にいて、もう何年経つだろうか。
家が近くて同い年、幼稚園から今の高校までずっと一緒。
彼は自分とは正反対のような人だ。明るくて、クラスの中心にいる君。反対に自分は皆と馴染めなくてクラスの端っこにいる。こんな自分でも仲良くしてくれる彼に自然と惹かれていった。最近は関わる機会も減ってきたけど、遠くからみているだけでも満足だ。
――卒業式当日
今日は彼と同じ学校に通える最後の日だ。想いを伝えようか迷ったが家は近いままだし、言うのはやめた。彼と今日は一緒に帰ろうと約束して教室で帰りを待っていると、誰かが来る音がした。邪魔にならないように外にでた。誰が来たんだろうとみてみると彼とクラスの女子だった。盗み聞きはよくないと分かっていたがドアに耳を近づけた。
「わ、私貴方のことが好きなんです。付き合ってくれませんか」
告白しているのか 彼はどう返答したんだろう。
しばらくして女子は教室をでていった。表情は見えなかった。教室に入って彼に話しかける。
『お待たせ、太陽』
「よっ!」 元気な声が教室に響く。最後に僕は聞いてみることにした。
『太陽は“俺”のこと好き?』どんな返答がきても受け止めたい。
「もちろん、航のことは好きだよ」多分、僕の好きとは違うんだろう。なんだか凄く遠い存在に感じた。
やっぱり性別の壁って高いんだな。
後日、太陽を窓からみていた。隣にはこの間告白していた女子がいた。今まではそこに俺がいたのにな…。
君は俺には向けてくれなかったような安らかな瞳で彼女をみていた。
お題:安らかな瞳