9/17/2023, 10:13:22 PM
私が生きた世界は
色とりどりの花が咲く素敵な世界
だけどそれを維持するのはすごく大変だった
一面に咲く花々は一瞬で力尽き
永遠なんてないことを私に教えてくれた
私の花ももう少しの命
また新しい花が咲くように
「私の生涯よ、ありがとう」
8/24/2023, 10:14:29 AM
私には友達がいた。多分親友だったと思う。
その子と私がたとえ哀れな友情の結びつきでも
二人は確かに親友だった。
あの子が自ら生涯を終えようと決めた時、
なぜ寄り添ってあげられなかったのか。
なぜ止めてあげなかったのか。
あの頃の私はまだ未熟だった。
彼女はなんて言葉を求めていたのだろう。
今なら何となくわかる気がする。
過去のやるせない気持ちを抱え続ける私が、
もし今、もう一度君に会えたなら、
そっと小さな手を取って一緒に夜空に飛び立つだろう。
8/24/2023, 10:01:33 AM
「きっと私が帰る場所は海だ」
心の片隅にある漠然とした自分の存在価値とともに
そんなことを考える
生涯をまっとうし、息絶えた私のその後は
大地を担う海となり再スタートをするのだ
次の私が待っている
さぁ、海へ行こうか
8/21/2023, 1:20:45 AM
あなたのことが大切だから
さよならの前に押し付けてしまう
あなたのことが心配だから
さよならの前にあなたを縛ろうとする
その愛情に信頼の形がないことに
あなたが気づいてしまった時
心は徐々に離れていって
「私は一人でも大丈夫だ」って偽りの愛情を
自ら手放してしまうのだ
8/4/2023, 9:49:37 AM
今日も僕は希望のない朝で目覚める
人間とは不思議なもので
たとえどれだけ嫌な明日でも眠りにつけば目が覚める
そして重たい体を起こし外へ出る準備ができる
僕は何度考えただろう
このまま永遠に目を閉じていられたなら
眠ったままでいられたならと
だけどそれは叶わないから
今日も僕は希望のない夢で目覚める