12/24/2022, 9:21:02 AM
「プレゼント」
君が1番のプレゼントなんて綺麗事に反吐を吐きながら生きてきたのに、どうして君が欲しいんだろう。
あぁ僕は今、君が1番欲しい。
12/11/2022, 5:10:04 PM
「何でもないフリ」
髪をすぐ触る癖、直した方がいいなんて僕は言わない。
不安になったんだよね?
足先がそっぽ向いて、目を合わせない。
どうしてそんなに不安なのかわからないけど、その拗らせた性質に心臓が逆撫でされたような気になる。
でも安心して、僕はそんな君に気が付かないから。
12/7/2022, 3:12:23 PM
「部屋の片隅で」
この血なまぐさい部屋で溺れないように、僕は思いついた。
君のシュノーケルを奪い取ればいい。
そうすれば僕は僕をやっと甘やかせる。
誰も自分の為になにかしてくれないのなら、僕が僕を世話してやればいい。
誰かが同じ目にあえばいい。
君の息が止まれば、この部屋の片隅で、僕は溺れなくてもいいんだ。
簡単な話だったのになぁ...。
12/6/2022, 1:44:52 PM
「逆さま」
無機質な部屋に差し込む柔らかい陽の光に、目を細める。
健康的な目覚ましだ。
窓を開けてすぐ、君の顔が浮かんだ。
今日は何をするんだろう、まだ寝てるのかな。
淡い恋、なんて綺麗なものじゃない。
心臓がゾワゾワする。
僕は君が僕のものになればいいと思っていて、でも手に入れる気なんて無くて。
幸せになって欲しいから。
僕は可哀想な君で心臓がゾワゾワする瞬間が好きだから。
12/2/2022, 2:17:11 PM
「光と闇の狭間で」
しゃがれた声で喋る君が、このどうしようもない僕を殴ってくれるから、息ができるんだ。
君がまともじゃなくて、よかった。