11/30/2022, 11:59:40 AM
「泣かないで」
泣く事に意味があるうちは、いくらでも泣けばいい。
いずれ意味が無くなった時、僕は君を好きになるだろうね。
11/30/2022, 1:06:20 AM
「冬のはじまり」
吐く息が白い。朝の静まり返った、澄んだ空気が好きだ。
いつも、暑さがどういうものだったか思い出せなくなってきた頃に冬が来る。
忘れたくないものを覚えておくなんて不可能なのだろう。
匂いを忘れて、肌の感覚を忘れて...。
きっと寒さを忘れた頃に、また僕は冬を思い出せなくなる。
この今が尊い。
11/25/2022, 2:44:32 PM
「太陽の下で」
明るい君と暗い僕。
近づけば近づくほど、僕の影は大きくなって、遠のけば遠のくほど僕の影は小さくなる。
僕が居なくなることはあっても、君がいなくなることは無くて。
あぁ、なんだか、自然なのに不平等で。
僕が君の上にはいけないのに。
11/21/2022, 12:27:43 PM
「どうすればいいの?」
触れても齧っても、叩いても起きない。
どこが痛いの、おしえて。
寒くて冷たいの??
寒くてかたいの?
真っ黒な視界の先、見たことも無いのに手で何度も、何度も君の形を探ってる。
11/15/2022, 12:02:20 PM
「子猫」
声はするのにどこにも居ない。
本当に君は猫なのかな。