『星が溢れる』
空を見あげた先にあるのは
キラキラ輝く星たち。
溢れんばかりの光が僕の目に飛び込んできた。
この星たちの光が僕の目に映っているのは何億光年も前の物で、現在進行形で見ているかのように思われる星たちは今この瞬間には消えているかもしれないと
当たり前に見ている星々はとても儚く、美しく、趣があると、黄昏れる僕であった。
『秋色』
街は、変わらぬビルと変わらぬ日常が過ぎていく。
グレーが目の前を埋めるだけだ。
電車に揺られて町をばずれてしまえばそこは別世界。
夏の嫌な暑さが去る頃、その景色は顔を出す。
電車の窓から見えるのは、輝かしい紅葉。
秋色に染まる山々を目の前にして私は心を躍らせた。
自然に身を委ねて、今日だけはあの色のない世界に蓋をする。
だが寂しいことに明日からは、またグレーの世界へ戻るのだろう。
この美しく輝く赤や黄が去る時まで
今魅せてくれているこの色付く世界を私というフィルムに焼き付けて、これからも日々を過ごしていくのだろう。
『君の声がする』
遠くから君の歌う声が聴こえる。
校舎の窓から空を見ながらその声に癒されている。
君の声は僕を魅了していく。
君の声がする度、僕は君に恋をする。
君の声が、歌が、僕はとてつもなく、胸が苦しくなるほどに好きなんだ。
『やさしくしないで』
やさしくしないで。
期待をしてしまう。もっと優しくされたいと。求めてしまう。
そして、その優しさを失うのが怖いとも思う。
やさしくしないで。
縋ってしまう。その優しさがないといけないと依存してしまう。
優しさが消えた時の傷がどれほど苦しいかを私は知っている。
優しさに触れることで傷つきたくは無い。
だから、どうか私にやさしくしないで。
『寂しさ』
僕は君の前ではよく泣く。
喧嘩した後、デートの後解散する時、お泊まりが終わった後。
寂しくてつい泣いてしまう。そしたら君は甘い声で
「おいで」「泣かなくていいよ」「寂しいんだよね」
って語りかけてくれる。
「めんどくさくないの?」って聞いたら
「めんどくさくないよ」って。
そんな君が僕はとても好きだ。優しくて暖かくて。
寂しいけど、泣くのは苦しくなる時もあるけど
好きだ。大好きだ。愛している。