小さな命



私のお腹には、あの人の子がやどっている。
でも、私は、不安でいっぱいだ。
私独りで、この子を守っていけるのか……と。

あの人が居なくなってしまった今、私は、あの人の笑顔だけが、心の支えなのだ。


きっと、わかるだろうこの子にも、将来なぜ、自分だけ父親が居ないのか？
その時、辛い現実が待っている。
だけど、今は、今だけでも……私との幸せな時間を。

夢と現実



僕は、彼女のことが好きだ。
でも、それは、叶わぬ恋、夢で終わる。

彼女のためなら、僕はなんでもする。

でも、現実は違った、現実は僕を襲うのだ。

彼女といちゃいけないと。


僕は、どうしたらいいのかなって思うようになってしまう。
この恋、夢で終わる。
でも、僕は。

光と闇の狭間で


僕は、大人になれないコギツネだ。
いつも何かに怯えて生きている。
そんな僕を、優しく微笑み見てくれるのが
彼女だった。

僕は、誓うよ

彼女のためなら狼だってなってやる。
そう思いながら、僕は、今日も、光と闇の狭間で、彼女のことを思いながら鳴くのだった。

はなればなれ


僕は、やっぱ、君の事が好きなんだ。
はなればなれなんて、嫌なんだ。

鏡の中の自分



鏡の中の自分は、本当はボロボロになって
泣いているんだ。
『助けて』
そう言ってるんだ