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7/7/2023, 11:21:25 PM

七夕
七夕の願いの短冊に何かを書いたことがあるだろうか。
自分の希望なぞ聞いてもらえないような育ちをしたのて、時分の願いというのが自覚出来ていなかったような気がする。
いや違うかもしれない。生活していくのでみんな必死だったのかもしれない。外食なんてしたことなかった。そういう時代だった。
ただそれだけではなかった。多くの子供は短冊にいろいろと書いていた。ほかの子供らが書いた内容は覚えていないが、どこどこへ行きたいとか、何か食べたいとかそんなことだったような気がする。僕はそんなことに興味がなかったのだろう。
書けと言われた短冊に何を書いたのか覚えていないが、当たり障りのないことを書いたのだろう。
織姫と彦星が会えますようにと今なら書くだろうか。当たり障りのないように。

7/5/2023, 6:54:05 PM

星空
街頭やネオンないところでの星空はきらきらと綺麗。街の灯りがないとこんなにも綺麗なのかと思った。
街で星を見てアプリを使って星の名を探す。そこには、ロマンチックなものがない。あの星のは何だろうと思う、そのことがロマンなのだろう。

7/4/2023, 9:57:03 PM

神様だけが知っている
神様だけが知っている。これは、誰も知らないという慣用表現ではないか。
待てよ、誰もには人しか意味しないのか。特別な場合でなければ、人を指すのだろう。
閑話休題
神様にだけ知られるよう一日一善。
神様にだけが知っている、それでいいではないか。

7/3/2023, 7:10:54 PM

この道の先に
この道の先に何があるのだろう。この道はどこに続くのだろう。散歩をしていると、そんな思いで遠くまであるいてしまう。
予想が当たると何かすっきりする。
地図の掲示板がある街は、迷う可能性が減るはずであるが、高いビルがあると見通しが利かないので、油断をすると迷ってしまう。
高いところへ登り、俯瞰することができれば、迷うことが少なくなる。
最もいいのは、先逹がいることだろう。少しのことにも、先逹はあらまほしけれ。
自身で移動と探索むを行うことが、自信をつけていく。
知らないところに進む者は迷う。迷ったら初心に帰る。

7/1/2023, 1:29:43 PM

窓越しに見えるのは
少年の頃、窓辺に立ち、遠くの車道を眺めていた。夜遅くても誰か歩いている姿がみえた。その姿に孤独が薄らいだような気がした。
生のあるものが目に見えるところにいるという安心感。そう安心感を持つようなことではないだろう。多くの人が眠り静まっている街で誰かが起きて歩いている。ただそのことで安らいだ。
 
 近所で子供の声が聞こえてくると、落ち着く。まだ、そんなに悪くなってないよこの世は。

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