き。

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10/24/2024, 12:44:58 PM

今、手を離したら
君が、君がいなくなってしまう気がして
ぐっと力を込めた。
いたい、いたいよ、って君が言うから
僕も、僕もいたいよ、いたいよ、
ずっといたいよ、とさらに力を込めた。
どこにも行かないで欲しい。
僕だけを見ていて欲しい。どうか、君の綺麗な瞳で
僕だけを、写していて欲しい。
ずっと一緒に居たいよ。

10/17/2024, 10:14:50 AM

目を閉じれば思い出す。
昔、僕が3歳くらいの頃におじいちゃんが亡くなった。
初めての葬式、みんなが泣いている。
僕は何も分からずにぽつんと、
ふと、おかあさんに呼ばれ、白い箱の前に立つと、
そこには目を閉じたおじいちゃんがいた。
『おじいちゃんの口に、これ塗ろうね』
手渡されたのはリップのようなもので
僕は動かないおじいちゃんが、怖くなってしまって、
いやだ、と走って行ってしまった。
次におじいちゃんを見たのは写真の中
にこにこと、いつものおじいちゃんが写っていた。
僕は、さっきの起きないおじいちゃんが
どうしても、どうしても忘れられなくて
泣き出してしまった。
はじめて、人の死というものを感じたのだ。
もう会えないのだと。

10/16/2024, 10:07:08 AM

いままで、みたこともない
やわらかいひかり、あったかくて、。

きょうは、わたしがわるいことをしたから
おうちにいれてもらえなくて、
きょうは、いつもよりさむくて、
ごめんなさい。またもらしてしまいました。
わたしはだめなこだから、
だんだん、てもあしもつめたくなって、
だんだんおとがなくなってきて、
きがつけば、ふわふわであたたかいところにいたの。
おにいさんに、もうおかあさんにはあえないよって
いわれたの、なんだか、かなしくは、なかったよ。
さようならおかあさん。
さようなら

10/15/2024, 10:43:50 AM

そんな目で見ないでよ。
僕は、僕はやってないんだ。ほんとうだ。
そう、ほら、僕の他にも、いただろ、
僕じゃない。僕じゃないんだ。
どうして僕ばっかりうたがうんだ、、
前回のことは前回で、
今回に結びつけないでくれ、
本当に僕じゃ、僕じゃない
そんなに、睨まないでくれよ、
違う。
ちがう、。。。。

10/13/2024, 12:25:36 PM

それはそれは無邪気に笑う貴方が愛おしくて
私があげたイチゴ味のキャンディを
パクッと頬張り、膨れた頬に
触れることを許して欲しい。
そうね、思い返せば沢山怖い思いをさせてしまって
それでも貴方は、一雫の涙すら見せなかった。
いいのよ、いいの
素直に笑って、泣いて、怒っていればいいの。
我慢しないでいいのよ。大丈夫よ
何も言えないことばかりでも大丈夫
無理に言わなくとも、大丈夫
貴方が幸せであれば、大丈夫なの。
どうか、どうか
貴方が貴方らしくいられますように、と
傍を後にする。

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