「届いて…··」
僕の声が届いて…··。
僕は、空にそう願いながら、初めての野外ライブのステージに立った。
そして、僕は、歌いはじめた。
「あの日の景色」
君と見たあの日の景色は、今でも良い思い出として僕の心に残っている。
僕は、君と見たあの日の景色をこれから先も忘れないだろう。
「願い事」
今日は私と君の二人で、ショッピングモールに買い物に来た。
七夕という事でショッピングモールの広場に大きな笹があった。
もうすでに様々な色の短冊が吊るしてあった。
君がお会計をしている間に、私は、願い事を書きたいと思った。
私と君が仕事と推し活をして健康に、過ごせてこの日常がずっとこの先も続いていきますように!令和7年7月7日と短冊に願い事を書いた。
「書けた!」
私は、短冊を笹の葉にかけようするが、届かない。
すると、横から手が伸びて、ヒョイと短冊を笹の葉に吊るした。
隣にいつの間にか、君がいた。
「ありがとう」
「いいよ」
「でもなんで、一番高いところに私の短冊を吊るしたの?」
「なんとなく、高いところに短冊を吊るしたら、願い事が叶う気がするだろう?」
「たしかに。そうかも」
君は突然笑い出した。
「ねぇ、俺と同じ願い事を書いているね」
「えっ!君も書いていたの?」
「うん」
君は頷きながら、自分の短冊を指した。
見ると、私が書いた願い事と同じだった。
「私達、同じ事、思っていたんだね!」
私は、笑顔になって言った。
「そうだね」
君も笑顔で言った。
二人、手を繋いで家に帰った。
「空恋」
私は、空に恋をしている。
空は、コロコロと様子を変えるから、見ていて飽きない。
空恋だなと私は、思う。
「波音に耳を澄ませて」
今日は一人、海に来た。
海と夕日がすごく綺麗だ。
波音に耳を澄ませていると、私が不安に思っている事や考えている事を、波がさらっていくような気がした。
今日、海に来た思い出に、綺麗な貝殻を拾った。
家の玄関に拾った綺麗な貝殻を飾ろうと私は思いながら、海を後にした。