「記録」
僕の家では、メダカを飼っている。
水槽には、メダカが泳いでいる。
最初 、家にきたメダカは小さかった。
「小さい!かわいい」
僕は、独り言を呟く。
僕はメダカの飼育の記録をしようと思い、 ノートに記録をしている。
最近、メダカは、家にきた時よりも大きくなった。
飼育の記録を見ると、メダカの成長がよく分かる。
「大きくなったなぁ」
水槽のメダカを見ながら、僕は独り言を呟く。
僕はこれからも飼育の記録を、続けたいと思う。
「さぁ冒険だ」
この世界は、剣士や魔法使いなど、様々な職業がある。子供の頃にゲームやアニメで見た世界が目の前に、広がっていた。
私は、魔法使いに転生した。
子供の頃、魔法使いに憧れていたから私は、全身で喜んだ。
魔法を使いこなすまでは大変な事もあったが、使えるようになると、すごく楽しいと私は思った。
現在は、様々な魔法を覚えた私は、困っている人々を助ける仕事をしている。
ある日、色んなコミュニティが集まる広場に私はいた。
この世界にきて半年が過ぎたが、まだまだ知らない事が多い。様々な情報が集まるこの広場で、新しい情報を仕入れようと広場にいる。そして、仕入れた情報で、困っている人がいたら、助けたいと思うからだ。
広場の掲示板を見ると、チラシが掲載されていた。
チラシを見ると、「パーティーの仲間を募集中!」と書いてある。連絡先の氏名欄に、この世界で友達になった君の名前を見つけた。
「このチラシ、気になる?」
隣にいつの間にか、君がいた。
「うん。気になるよ。ダンジョンに入ってモンスターを倒したり、宝探ししたりするんだよね?」
私は不安になりながら、言った。
「そうだよ。危険な事もあるだろうけれど、きっと君なら、楽しいパーティーになりそうだよって俺は思っているよ」
君は、私の目を見て、言った。
「そっか」
私は、頷いた。
「この世界は、辛い事も楽しい事もあると思う。一緒に、この世界を冒険しようよ!」
君は、そう言った後に、私に手を差し出した。
私は決めた。
「うん!危険な事も楽しい事もあると思うけれど、君となら、楽しい冒険になりそうだよ。」
私はそう言って、君の手をとった。
「さぁ冒険だ」
君は、言った。
君と、一緒にこの世界を冒険する事が、不安もあるけれど、わくわくすると思いながら私は君と、手を繋いで広場を出た。
「一輪の花」
病室のドアが開いた。
私は、ドアが開く音で目を覚ました。
「あら、寝ていたの?ごめん」
母だった。
「いいよ」
昼食後に読書をしていたのだが、うとうとして、いつの間にか、眠ってしまっていた。
母は、ベッドの近くに置かれた花瓶に一輪の花が挿してあることに気付いた。
「彼が来たのね」
「うん」
私は、もうすぐ退院する。
退院したら彼と、デートする予定がある。
「楽しみだなぁ」
私が独り言を呟く。すると、母は首かしげて聞いた。
「何か、楽しみな事でもあるの?」
「うん!退院祝いのデート」
「それは、よかったわねぇ」
「うん!」
母も自分の事のように嬉しそうだった。
私は、退院する日に早くならないかなぁと思いながら、彼から貰った一輪の花を見つめるのだった。
「魔法」
昔の話だ。
父は、本物のように絵を描くことができた。
私は、魔法みたい!凄い!とそう思った。
父に影響されたのだろう、私はイラストレーターになった。
私は、誰か一人でも笑顔になってくれるそんな魔法のような絵を描きたいと思って、仕事をしている。
これからも仕事を続けたいと私は思う。
「君と見た虹」
君と見た虹は、凄く綺麗だったと、虹の写真を撮りながら、僕は思った。
君と虹を見た帰り道に、猫を見た。
僕達の目の前を横切り、走っていく猫を見て、そういえば、今日は猫の日だと、僕は思い出した。
隣で君は、うれしそうにしながら言った。
「猫の日に、猫を見れるなんてラッキーだよ!」
「あまり猫を見ない気がするからほんと、ラッキーだったね」
僕がそう言うと、君は、大きく頷き、
「うん!」と言った。
君と見た虹は良いことを引き寄せる力があるのかもしれない。これからもっと良いことが起きるといいなと歩きながら考えた僕だった。