ゆーがめ 普通イカの高校生

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7/16/2024, 2:35:48 PM

『空を見上げて心に浮かんだこと』

朝は、よく澄んだ青空だったのに。
どんより、灰色の雲。
そしてポツポツと降ってくる雨。
気持ちは斜め右下がり。

──いつだったか
よく晴れているのに、雨が降る。
その水に、明るい太陽の光が乱反射して、虹が見えた。
研ぎ澄まされた空色と、少々の白い雲、
そして七色で構成された虹の、色の対比が
いつになっても忘れられない。
笑顔で、泣いているような気がした。
そんな気がして、私もそんな風に泣ける日が来るのだろうか。

なんて、そんなちっぽけなことを思いながら、
空を見上げる。
このまま、彗星でも落ちてくれば良いのに。

7/15/2024, 5:50:08 PM

『終わりにしよう』

もう、なんだか疲れてしまった。
流行には追いつけず、
SNSや、周りの情報に流される日々。
タスクには追われ、
目標には手を伸ばすだけの日々。
昔と、今。
この10年で、私のどこが変わったんだろう。
後退していなければ、前進もしていない。
いや、何もしなければ、人間は衰えていくだけの生き物だ。
実質、私は後退していることになる。
いつか変わろう、なんて、上を見上げたとき、
私の目は、きっと輝いていた。
なんの望みすら残っていない私に、
これ以上、何を求めるのだろう。
もう、終わりにしよう。
何もかも、この世界で。

7/5/2024, 10:31:27 PM

『星空』

夏の日の夜、一番暗い時間に空を見上げると、
数え切れないほどの光が、点々と空を覆っている。
息をのむほどに美しく、
目を見開くほどにたくさんの星が輝いていた。
そこには、ちらりと、
落ちながら線を描くものもあった。

けれど、もうこの場所では見られない。
夜でも明るいこの街は、眠らない街。
昔のような星は、もうここでは見られない。
いつの間に、変わってしまったんだろう。
自然な星の明るさから、
人工的な街の明るさまで。
なんだか、汚れてしまったような、気がする。

7/3/2024, 4:21:44 PM

『この道の先に』

どうなっていくんだろう
どう変わっていくのだろう。
必ずある、人生の分かれ道でこの選択をした私は
このあと、どうなるんだろう。
どんな未来が待っているのだろう。
六分の不安と四分の期待で足がすくむ。

それでも、自分が選んだこの道の先には、
何が待っているのだろうと、少々の期待を込めて
己の判断を信じて、前へと進む。
そして、邁進。

7/2/2024, 2:18:16 PM

『日差し』

ギラギラと輝く、夏の光は、
私の肌を強く突き刺す。
流れる汗。
ジリジリとした熱気。
その元凶のアイツを見上げると、
目が焼けそうなくらい眩しくて、痛い。
その真下にいるだけでも、汗が流れ落ちる。

だから夏は嫌いだ。
いつまでも、鬱陶しいくらいに私を照らす。
───照らさなくても輝いているというのに

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