ゆーがめ 普通イカの高校生

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5/4/2025, 9:02:03 AM

『青い青い』

この世界は
空も
海も
青い。
草木の緑だって
あおい。
肌を塗るときも、
青 を塗る。

そして、
青い青い、
君の瞳は、
碧く、碧く、
輝いている。

4/20/2025, 5:27:32 AM

『影絵』

ふちどる形がこの全て。
滑らかなシルエット。
白い壁に映し出された、
灰の影。

ふっと、光が消えた。
ともに白壁の影が消える。

私の記憶みたく。
かたどられた、影絵のかたちが
何もなかったかのように。

すべてが影となるように。

4/19/2025, 1:58:40 AM

『物語の始まり』

誰もが
もう始まっている物語の中で
踊り狂う。
ずっと、夢を見ているような
それもひとつのような

人生という名の
最初で最後の物語。

今日も誰かの物語は始まって、
誰かの物語は終わってゆく。

いつまでも、
物語の始まりを
見ていたい。

それが
誰かの物語を変えるから。

4/7/2025, 5:35:45 PM

『フラワー』

それは美しいものだけれど
見ているだけじゃ物足りないでしょ?

そう言って。
ゼリーにしたり
サイダーに浮かべたり
ケーキに飾ったり

言葉の通り、華やかで。
透き通るゼリーの中で
グラスを持つと水面で揺れ
果物と並べられた色彩で

花 ひとことだけでは表せない
貴女の美しさ。

目で感じたのなら
舌でも感じたい。
その華やかさ
美しさ

舞う。私の中で。
そう ふわり、ふわり。
エディブルフラワー

4/3/2025, 4:56:46 PM

『君と』

気の優しい彼女との生活の中で
毎日書き綴るエッセイ。
それを仕事とする僕は、
1日ずつ、文章を書く。

その毎日はとても楽しくて。

残されたのは、1日。
時の流れはとても早くて
寿命は追いついてくれない。

もう、ここでお終いか
あの日々がどれだけ楽しかったことか。
僕は 必死に呼吸をしながらペンを持つ。

ありがとう。

それが今日分の随筆。
君へ向けた最期の文。

ありがとう。
最期まで。
君と ともに。

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