ゆーがめ 普通イカの高校生

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5/20/2024, 10:27:12 AM

『理想のあなた』

私が求める理想。
その全てが空想で、
その全てがたまらなく、
欲しくなる。

細かいことや押しつけなんて言わないけれど、
自分がしたいこと、
それだけが理想ってわけじゃない。

なりたい自分、
強く願ったことが
貴方が求める、
理想のあなた。

これからどう、
その理想になるのか、
どんな道を通るのかはあなた次第。

そんなことを思いながら、
15歳の冬、鉛筆を握りしめた。

5/19/2024, 1:51:17 PM

『突然の別れ』

愛する人ほど、すぐに別れてしまう
大切な人ほど、すぐに別れが来てしまう。

もう何年か前のこと、
それは突然やってきた。
音もなく、
悲しむ余裕も、怒る余裕も、
心には残っていなかった。

いつそんな風になるかなんて、誰もわからない。
いつ、突然の別れを迎えるかなんて、誰もわからない。
だから僕は恨んでしまう。

3月11日
1月1日

2回に渡り僕から全てを奪っていった、
あの自然現象を。
あの、大きな地震を。

5/16/2024, 12:32:00 PM

『愛があればなんでもできる?』

愛があればなんでもできるか?
──否。
逆に、お金があればなんでもできるか?
──否。

ひとりひとりが望む、幸せ。
それは恋で始まり、愛で終わる。
それは愛で始まり、死で終わる。

愛でお金は手に入らない。
また然り、お金で愛は手に入らない。

愛を語るのは自由だ。
自由で得られるのも、愛だ。

愛は、愛となり
愛は死となる。

5/16/2024, 9:28:05 AM

『後悔』

あの日のことを、いつまでも、いつまでも、
覚えている。
それも、ものすごく、鮮明に。
何度も、何度も、その映像が脳内で再生される。
何度も、何度も、その声が脳内で再生される。

僕には姉がいた。
僕は当時、反抗期で姉ちゃんとはあまり一緒にいたくなかった。
優しくしてくれる姉ちゃんと話すのが、なんとなく恥ずかしかった。
とある日、僕と姉ちゃんは母さんから買い物を頼まれた。
なんとなく、嫌だったけど、一緒に行くことにした。
普通に買い物をして、なんだか幼い頃に戻ったみたいだった。
でも、その帰り、事件は起きた。
誰かに、後をつけられている気がした。
そう横を見た瞬間、

姉ちゃんが、刺されて、倒れた。

その胸には刃渡り15cmくらいの、包丁が突き刺さされた。
そのすぐ横には、走る男の姿が見えた。
僕は、怖くて逃げようとした、その時

「たす…けて」

姉の、かすれた声が聞こえた。
でも、僕は逃げ出してしまった。
急いで家に戻り、母に起きたことをすべて話した。
───もう、手遅れだった。
だから僕は、
今日のことを、いつまでも、いつまでも、
覚えている。
それも、ものすごく、鮮明に。
何度も、何度も、その映像が脳内で再生される。
何度も、何度も、その声が脳内で再生される。
たすけて、と。
姉は僕に助けを求めた。
それでも僕は逃げ出した。
後悔。
人生最大の、後悔をしている。
僕がもしあのとき、助けられていたのならば、姉は助かっていたのかもしれない。
姉ちゃんは、今も生きていたかもしれない。

後悔。
後悔。

5/13/2024, 2:08:15 PM

『失われた時間』

毎日、時間は止まらず過ぎてゆく。
今でも、これを書いてる私だって、
これを読んでいる貴方だって、
1秒ずつ、時間は進んでいく。

2024/05/13 23:08:12
もうこの時間は一生来ない。
今生きているこの一秒は、
いくら生きても、再び訪れることはない。

だからこそ、「今」を大切に
だからこそ、時間を失わないように。
今、この時間は、人生でたった一度きり。
今まで人生で消費してきた時間のすべてが、今となっては、失われた時間 となる。

時間は、待ってくれない。
失わないようにするなんて、できない。
でも、大切にすることならできる。
1秒も、無駄にしないように
その1秒は、
自分の人生の16億分の1。



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