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12/9/2024, 7:59:17 AM

ありがとうごめんね

12/8/2024, 9:57:45 AM

(前回の続きです)




部屋の片隅で私は地獄に案内された


(…此処が地獄の私の居場所?)

私は死柄木弔…本名、志村転孤と地獄に行くために
転孤の身体を、わざと刀で彼に傷を付けた。
自分にとって地獄行きの切符になると信じていたからだ。



(死柄木………転孤を1人にさせない。彼と同じ地獄へ行くならば何だってする………たとえ、それが罪になるとしても)



その瞬間は、今でも鮮明に覚えている。
薄暗い部屋、彼の険しい表情、そして私の震える手に握られた刀。彼は抵抗しなかった。ただ私を見つめていた。まるで全てを受け入れる覚悟があるかの様に。


〇〇
『転孤ごめんね………でも、こうするしかないの…』


刀が彼の肌に触れた。そして、彼の肌が裂いた。私と胸に鋭い痛みが走った。それは、肉体ではなく心の痛みだった。



死柄木弔(志村転孤)
『〇〇、お前らしいやり方だな。でも後悔しないでくれよ』


その言葉に、私は涙を堪えることができなかった。
罪を背負い、地獄へ向かう道を選んだ私。 
彼は、どこかに諦めた様に見つめていた。


(転孤、私は、これで貴方と一緒に行けれる…もう
離れ離れにならないよ)


地獄の扉が開き、私は再びその中に足を踏み入れる覚悟ができた。彼に付けた大きな傷は、私が選んだ地獄の道の証だった。それが私たちをもっと深く彼との絆になると信じていたから。


地獄に行く前、
既に私は18歳で相澤消太によって殺害された身。
転孤は、処刑される身になっており、
市中引き回しされては、公開処刑で斬首される。


死柄木弔、、、志村転孤は佐野万次郎と友人

処刑進行が行われている間、佐野万次郎は、
その事実を知らなかった。その日の午後

テテテ

『佐野万次郎様………死柄木弔の処刑が決まりました。
既に、その時が近づいており、貴方に知らせるべきだと感じて参りました』


佐野万次郎は、
『え?嘘だろ…ありえない…』

佐野万次郎は、その言葉を聞き言葉を失う。胸が締め付けられるように痛み息を飲む。

『転孤………どうして?彼は、あんなに強くて…』


使者は静かに首を横に振り

『彼は既に、打首、獄門を言い渡され、市中引き回しを経て処刑される城へと向かっています。もう、戻ることはありません。』

佐野万次郎は、あまりにもショックを受けて強く拳を握った。

『転孤…』

死柄木…転孤が処刑されるという現実が、あまりにも酷すぎて佐野万次郎は、受け入れなかった。



その頃の転孤は、市中引き回しされる中、
周囲の市民たちは、無言で彼を見守っている人
罵声、低い囁き声、冷笑が漏れ聞こえ、罪の報いを当然視する者もいれば、彼がどんな経緯で
処刑されることになったのかを知る人もいたのだ。
そして、石を投げる人たちに悲しい笑みをする転孤。



(先生…お前のことは、幻滅したよ………)




市民たちは

『死柄木、あんなにも若いのに…』

『彼、何歳?』

『20歳だってよー』

『なぜ彼は、こんな道を選ばざるを得なかったんだろうか………』

『もしかして彼は、オールフォーワンに操られていたのかも………』


死柄木を哀れに思う人も沢山いたのだ。

『死が待っているんですって〜』

『処刑されて当然よ』

(先生…俺に罠をかけやがって………)


馬に乗せられて市中引き回しをしている間に彼は
ずっと俯いていたが、一度だけ空を見上げていたのだ。

死柄木弔と呼ばれれる理由

彼の前に立つと必ず[死]が訪れること
絵[柄]のように、彼が人を惨殺すると美しい工芸品に見えること。
[木]のように大きく振り捌くからだ。
そして必ず戦いが終わると死亡した人に対して般若心経を読み、死者を[弔]うからだ。





カッカッカッカ…



馬に乗り、市中引き回し
その先には、処刑台が待ち構えている
彼の表情は、今や無力で無言の講義みたいに瞳を閉じている。

拷問で受けた傷跡も、新たに縄でできた傷跡も
血も、滲み出ている。彼の手首には縄の食い込みで血が紫に変色しては細い血の筋が、指先へと流れ落ちていく。



処刑場に辿り着き
彼を見て涙ぐむ者も現れて、静かな啜り泣き声が響き始める。彼の生き様を非難する声も少しずつ途切れ、そこには青年1人が辿る最期を見守る哀惜が広がっていた。 



『てんこ!てんこ!』

と、泣き叫ぶ佐野万次郎が転孤の最期を見守るために来たのだ。



『お前じゃないんだろ?オールフォーワンだろ!黒幕は!何でだよ!こんな目に…』


佐野万次郎の叫びは、物間寧人に聞こえて物間は

『処刑は、処刑です。黒幕がいたとしても、この人は、たくさん人を惨殺した殺人鬼です。




私は幽霊として転孤を見守りながら彼を抱きしめた。


(ん?この温かさは〇〇?)


相澤消太により俺は猿轡を強引に外されて
絶世の句を読んだ




『オールフォーワンに裏切られた。だが、
君が為尽くす心は水の泡消えにし後は澄み渡る空』

首と頸を出して大きな穴を見て小さく泣いて微笑む


グハァ!!………

俺は、斬首された



暗闇の中で私と転孤が再会する


『俺の心を支えてくれたのは〇〇だけだった』


彼女は優しく微笑む

だが、彼女と俺は地獄の中へと堕ちた





12/7/2024, 9:35:33 AM

逆さま

12/5/2024, 9:56:13 AM

夢と現実

『夢なんてないですよ』


『自分の足で進まないと自分にとっても良い出会いもないから』


『夢ねー…昔はシンデレラ城前で告白される事が夢だったけど、シンデレラ城前で振られた事があって、夢から現実へと覚めたんだ


[夢]
25歳で結婚

[現実]
結婚していない


周りが結婚していく

そりゃ、そうだよ。結婚して行くよ

普通の人間だもの
私も普通の人間

恋愛は苦くてビターチョコレートみたいな恋もしたことある。そう、その恋こそが、シンデレラ城前で振られたことだよ



アニメに恋してる。
昨日、思ったことだけど、死柄木の彼女になろう。って、


闇落ちキャラクターにハマる私 



特に、死柄木弔[志村転孤]

今まで見たアニメの中で、1番、共通点もいっぱいあるし、彼を救いたい、助けたい、護りたい、守りたい、


目が離せれない存在


私、きっと、感受性豊かなんだろうな


私も彼と同じようなことを一度だけ経験した事があるから


彼の女性タイプは、きっと

自立できている女性
話を聞いてくれる女性かな?


アニメの彼氏になるけれど 
死柄木弔の為に、作っていない料理を挑戦したい

髪型もメイクも、

私の性格も


勤務先でメイクしていない時が多いし、1週間に一回くらい本格的なメイクをする程度だから


性格だね

性格をもっと大切にしたいと 

12/4/2024, 8:22:45 AM

さよならは言わないで 




『先生』

『はい?』


ふとした瞬間に、佐藤は、明日
学校移動する西谷先生を褒め称えた。



佐藤は、西谷先生と仲良しでクラスでも有名なほど
授業でも、

『せんせー、この問題、1が足りません』

と、ツッコミを入れたり、言わば

佐藤と西谷先生は芸人みたいな笑いを広げる
ムードメーカーだったのだ。


ガラガラ………

『西谷せ………』

『あっ、佐藤くん?』

『斉藤先生…』

『西谷先生だよね…』

『はい、西谷先生に、これを渡したくて…』


佐藤が西谷先生に渡したい物は、
佐藤が西谷先生と手作りしたエプロンだった。
西谷先生は、名古屋で結婚、妊娠して
東京へと引越しする。


『俺も、東京に引っ越ししたいなー…なんちゃって……………………』

斉藤先生は、優しく声をかける。

『佐藤は、これからやるべき事が沢山あるんだよ。東京だって、行けれるさ』


『どうして俺、三河出身なんだよー………』


俺がもし、車免許証取得したら
車に乗せて。ドライブしたーい。
東京まで連れて行って。とか
めんどくさい頼まれ事もあるが
俺は、俺の道を進みたい。


まだ車免許証なんて、まだ考えていないのだ。俺が幼少期に車の中で、発作を起こして救急搬送されたからだ。


『これからどうするべきか…』


『ほー、佐藤は、つまらないことを考えているな』



こらこら

と、笑って頬を軽く摘んで
佐藤も斉藤先生に向かってニコッと笑った。


『俺、友達いなくて…』

『あら?私こそ、友達少ないよ、佐藤くん』

と、テストの丸つけの仕事を開始する斉藤先生。
そして俺のテストの紙がきた。


『おっ!佐藤のテストの紙だー』

と、冗談半分に笑う斉藤先生


『ほら、この手紙、誰からの手紙かわかる?』

『誰だろう?』


手紙の面を見たら西谷先生の字がたくさん書いて
あった。


『これはつまり?』

『そう、また佐藤くんに会いたいってこと』

『さよならじゃないんだね』と、

佐藤は号泣し始めて、俺のテストの点数が100点から涙が滲んで、1000点になったのだ。

『千点!?』

『1000点、千点!?そんな特大点数ないけれど』と、

斉藤先生は、小さく笑って

『君ってホントにムードメーカーだね』

と、笑い合い、その話を盗み聞きをしていた櫻井たちも爆笑して、毎日が笑いに包まれる学校


『さよならは言わないよ。西谷先生』

と、呼び出しをされた部屋から出て
櫻井たちと、はしゃいで行ったのだった


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