興味ないふりをしながらも
ちょっと調べてみたらさ
来年から大殺界の始まりだとか
し、知らなきゃよかったー
でもね
じゃあ今年やその前がすこぶるよかったかというと
そんな実感もあまり無いわけで
要するに
いいも悪いも受け止め方とさばき方次第なのかなと
むしろ悪いと思っていたほうが
思ったより悪くないかもって感じる場面が多いかもしれないでしょう
そう思えたら
なにも恐れることはない気がしてきた
とりあえず
今年を無事に終われることに感謝して
大好きなコーヒーを味わいながら
ゆっくり過ごす年末のひとときです
皆さま
今年も本当にお疲れさまでした
各々、さまざまな出来事があったでしょうが
とにもかくにも 一年やりきった自分を労いましょうね
よいお年を!
158
個人でいうと
節目になる出来事があったということもなければ
大きな手応えを感じるほど何かをやったという覚えもない
世の中のさまざまな出来事を思うと
こうして一年の締めくくりができることは幸せと思う
年々 目標や抱負の類いを掲げることが苦手になってきて、よくいえば区切りというものをあえて感じずに年を跨いできてる気がする
新たな一年、そんなに意気込まなきゃだめですか?
ってこんな心境で今年も終わりを迎えようとしています
派手さのまるでない振り返りですが
これが嘘偽りのない私の一年ですから 致し方ありません
これでよしと言い聞かせて
あったかい布団にもぐって今日も眠りにつきます
物事の区切りやタイミングの良し悪しは 人それぞれ
自分のペースで 来年も
157:1年を振り返る
こたつにみかん
ねことこたつ
ほっこり 冬の象徴
今日ちょうど自宅にみかんが届いた
皮が薄くて少しこぶりのみかんが好き
156:みかん
祖父の命日は冬至の日だった
柚子いっぱいのお風呂に浸かり
そのまま逝ってしまった
好物の鮒の甘露煮がテーブルに置かれていたそうで、
入浴後に食べるのを楽しみにしていたのかと思ったら
胸がつまった
祖父の希望通り、大病を患うことなく
そして大往生とも言われる年齢だったけれど
それでもやっぱり悲しいよ
毎年、冬至の日は柚子湯に入る
鼻腔を心地よく刺激する香りを感じると
やすらぎの中にも ほろ苦さが胸をつく
155:ゆずの香り
外観と看板にひかれて何気なく入った喫茶店
懐かしい雰囲気の落ち着く空間
そっと腰を下ろして、コーヒーを注文した
普段なら即座にスマホに手を伸ばすとこだけど
凝った内装に目を奪われ、流れる音楽に耳を傾ける
店内にいる誰しもが 思い思いに時間を過ごし
他人に意識を向けない空間が広がっている
重厚な扉一枚を隔てて、喧騒から解放された異空間
コーヒーのカップから手に伝わる熱さが
じーんと心の奥まで響いてくる
コーヒーを運んできたマスターに
私が今どんな気持ちでいるか
心の内を見透かされたのではと一瞬ひやりとした
なにもやましいことはないけれど
ただ何となく 幸せそうに見えたらいいのにな
なんて事が頭をよぎった
街中で行き交うさまざな人をみていると
他人からみて幸せそうな自分になりたいと
無性に思うときがある
何が幸せで、満たされているかどうかは
自分の感じ方ひとつだというのにね
154:とりとめもない話