「 すれ違い 」
「 吹雪 ! 」
走り 乍 大きく手を振る
『 … ! 我が君 。 どうしましたか , ? 』
「 吹雪 に 剣術 の 稽古を 付けて貰いたくてな 、 今 時間大丈夫か ? 」
少し恥ずかしそうに言えば 、 見詰め乍 小首を 傾げて
『 はい 、 自分 は 大丈夫です 、 さて どのくらい 成長したのか 見せて貰いましょうか 。 』
木刀を 3本持っては 1本を 差し出し
「 弧次郎 や 亜也子 に 鍛えられて居るから 少しは 変わっていると 思うぞ ? 」
木刀同士 が ぶつかる音が 鳴り響く中 、 約 1時間が 経った 。 2人共 休憩を 挟んで居れば 時行 が何か言いたそうだった
『 …… 我が君 、 何か 言いたいことでも , ? 』
何か言いたげ にしているのに 気付いたのか 時行の方を 向いて
「 ぁ 、 否 … ,, …… 吹雪 は 私の事を どう 思っているのか 知りたくてな 、 」
それを聞いた 吹雪は 一瞬驚いて 。 少し間を 開ければ
『 自分 は 、 我が君 の ことを 素敵な人 だと 思っています 。 』
その 表情は 何かを 隠しているような 表情だった 。
“ この気持ち 、 気付いては くれないのですね ”
「 ちゃんと 気付いてるぞ 、 吹雪 。 」
「 すれ違う 心の距離 __ 」
「 踊りませんか? 」
( ふぶ若 、 曲パロ )
貴方って 時々 そんな風に 笑うのね 。
今日は月が綺麗に 映るものね 、
こんなに素敵な 夜は 貴方と 踊りたいの 。
maybe l'll fall in love with you todey .
「 私 、 気付いたんだ 、 吹雪 の 特別な歌 。 」
「 でも ,, 知らなかった 、 吹雪 っ て そんなに 楽しそうな顔で 笑うんだな 。 」
『 … 我が君 って 時々 そんな風に 笑うんですね 、 』
『 今日は 月が綺麗に 見えますよ 、 こんなに
素敵な夜は 我が君 と 踊りたい です , 』
「 … 嗚呼 、 勿論 。 こんなに 素敵な夜に 吹雪 と 出逢えたんだから 」
( ( 私 って 時々こんな風に 笑うんだな 、 今日は 月が綺麗に 映る せいだ 、 ) )
( ( こんなに 素敵な夜に 私は 思う 、 ) )
「 … maybe l'll fall in love with you todey . 」
「 多分 、 私は 今日貴方に 恋を するでしょう 。 」
「 Fall in Love 」
「 巡り会えたら 」
( 逃げ若 現パロ 、 ぶぶ若 )
( ( … ほぼほぼ 皆には会えたが 、 吹雪 にだけ 会えていない 、 …… もしかしたら … そんなことは 考えたくないもないが ,, 吹雪 の 記憶が なくてもいい 、 せめて 会って抱き締めたい 、、 ) )
「 …… 桜 、 綺麗だな 。 」
「 そうですね 、 我が君 。 」
「 御一人 ならば 、 自分 が 相席しても , ? 」
「 … 、 !? ぁ …… ふ 、 吹雪 、 ? 」
立っては勢い良く抱き締めた。
「 … 逢いたかった 、 遅いぞ 吹雪 ,, 」
「 ゎ …… 、 … すみません 我が君 。 自分も 、 逢いたかったです 。 」
「 … 前世 と 全然変わっていない 、 」
「 我が君 こそ 、 …… 皆 には 会えましたか , ? 」
「 嗚呼 、 もう 1ヶ月 位前から 会えている 。 … 幾ら待っても 吹雪 の姿が現れる 気配が しないから もう 逢えないのかと 思ったぞ 、 」
「 何方も 同じことを 思っていましたね 、 自分 は 気分転換に 花見をと 、 そしたら 我が君が 。 」
「 … ふ 、、 そうか ,, 吹雪 、 皆 待っているぞ 、 帰ろう 。 」
「 …… はい 、 勿論 。 」
「 桜の木の下でまた 出逢えたら __ 」
「 別れ際に 」
別れ際に、ふと悲しそうな笑みを浮かべるのは私の見間違いだろうか。
「 通り雨 」
狩りに行く前、ほんの少し小雨がいたせいか狩りが終わる頃には少し本格的に降ってきてしまった。
「 … ぁ 、 雨 …… 。 」
森の中なので勿論雨宿り出来る所も無く、小走りで来た道を戻り数分すれば、対抗側からガサガサと音が近付いてくる。
“ 獲物か 、 ? ” なんて思いながら一応、弓を構えて。 ようやくその音の正体が見えれば自分も相手も唖然とした
「 … なんだ 、 頼重殿か …… 。 てっきり 獲物かと 思いましたよ ,, 」
「 いや 〜 、 すみませぬ 。 雨が降って来た と思い 時行様 1人では 危ないと 思いまして 、、 」
「 ……… それなら 雨が降る前に来て欲しかった です 。 」
「 ふふ 、 でも 通り雨で 良かったでは無いですか 。 これ以上 降ってたら 風邪をお引きに なられまする , 」
「 確かに そうですね 、 … 帰りましょっか 、 今日は お肉パーティー ですよ !! 」
「 勝つまで逃げよ __ 」