ひちめ

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9/12/2024, 3:11:51 PM

私は燃える。心が炎に包まれて踊る時に、
本気の恋を知ったの。

9/11/2024, 12:43:20 PM

カレンダーの日付を確認した。
明日は君と別れた日。
あぁ、別れたくなかった。
そんなことを思ったらふいに
気持ちがぶわっと溢れだしてしまう。
涙は止まってくれない。
大の大人がこんな毎年毎年泣いてる、
なんて、ださいけど。
今頃、あっちで彼女でも作ってたりするのかな。
そんなの悲しいから考えたくないけどさ。
きっとあんな素敵な人だったら美人な彼女が出来ててもおかしくないな。
でも、それでもさ、
君に会いたいよ。お願いだから。
時間を巻き戻してほしい、の。

5年前、私が原因で、大喧嘩して家を出ていったきり帰ってこなかった君。
行方不明になっちゃった。いつもいつも、君が居なくて寂しくて、辛くて。
その一年後さ、帰ってきた、って思ったのに、君、は。
生きてなかったんだよね。
殺人事件に巻きこれちゃったらしいの。
その後山に埋められてた、とか。
ほんと、笑えちゃうよね、
自分の最悪さが。
私が正直に謝れば済む話だったんだよ。
ごめんね、意地張って。
しかも私さ、君に酷いこと言っちゃった。
もう顔も見たくない、なんて。
ぐちゃぐちゃだったんだよ、君の顔が。
本当は、もっと君の顔見たかったの。君と生きたかったの。ごめんねしか、言えない。私って、馬鹿だなぁ。
きっと来年も、再来年も、毎年毎年。
ずっと忘れられないよ。
大好きだよ。一生。

会いに行きたいよ。

9/10/2024, 11:08:46 AM

残酷な白色の街。
吐く息の冷たさが今日も凄くて、
外は寒くて、窓も開けれない。
どうしようもないほどの綺麗のせいで喪失感。
記憶は日々薄れるのだ。
明日も外には雪が降る。
この冬は明けないだろう。
寒くなりすぎた地球でまだ
今日も僕はもう届けれないラブレターを溜める。
いつか僕が生きれなくなるまで。

9/9/2024, 1:53:26 PM

自分には、ある。
世界に1つだけの何かが。
なんて、そんなものない。
この世には、ドッペルゲンガーが3人いるらしい。
じゃあ、私の顔なんて、
特別珍しくない。
私の思考は?
パクリって言うのは偶然被ってしまってもおきる。
その原理で言うならば、
私の思考は珍しいわけがない。
心、そもそも、それはどうやって証明するのだ。
それは思考と同じであるだろう。
やっぱり私は模倣作であり、コピーでしかないのだ。
きっと私の行動も、体型も、なにもかも、
被っている。
では、オリジナルは誰なのだ。
みんなコピーなのだ。みんながみんな互いを、
模倣しているから。
私たちには、どうすることも出来ない。

9/8/2024, 1:55:34 PM

胸の鼓動が
どんどん遅くなってく。
彼女の息が
どんどん弱くなってく。
彼女の声が
どんどん掠れてく。
お願い。
あの日みたいに
笑って見せてよ。
あの太陽みたいに
あの日みたいに私を励ましてくれたように。
胸の辺りを抉り取られた彼女。
か細い声で、私に言う。
「私の、ことは、いいから。」

だめだ。
こんなんじゃ、
もうきっと、
彼女は助からない。
だから
「ごめんね、」
それまで戦わなきゃ。
私は武器を握りしめて、
遮蔽物から身を乗り出して
敵へと特攻した。

私たちの命なんて捨て駒に過ぎない。
だからって
戦わない理由にはならない。
苦しんでる人が今もいるから。
彼女が犠牲になることだって、
珍しくない事なんだ。
彼女が奇跡的な確率で、生きていたとしたら、
私は彼女に私の想いを打ち明けたい。
愛してるって。
仮に付き合えても、
女の子同士だから避難されちゃうかなぁ。

でも、私が絶対彼女を守る。
そう誓える。

だから、
今は頑張るしかない。
銃を1発2発、
次々相手に撃っていく。
いい感じだ。
人を殺すのはいい気がしないけど。
これはしょうがないんだ。
そう割り切るしかない。
最後の大玉。
こいつがボスか。

確実に背後を取った。
そうして、
銃を撃とうとする。

私が
撃つより先に
銃声が響いた。

あ…。
そう思ったらもう遅かった。
私の胸は銃で貫かれていた。
「かはッ…。」
目の前には鮮血が広がる。
私の心臓は完璧に撃ち抜かれている。
せめて、
最後は、
彼女の、
隣に。
私の身体はボスらしきやつに踏みつけられた。

意識が遠のいてく。
あぁ、でも、
彼女と地獄に行けるんだ。
そんなことを考えながら
意識を手放した。

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