開けないLINE
深夜にすごい量のLINEがきてたら、大体クラスの陽キャな男子たちが、クラスLINEで駄弁ってる時。
昨日は、明日から学校が始まるにもかかわらず、深夜12時に宿題の進捗状況を報告し合って、挙げ句の果てにはグループ通話してた。いやー怖い怖い。
ミスって入っちゃったりしたら怖いから、絶対開けないようにしよ。
不完全な僕
私は不完全だ。上手く歌えないし、上手く発音できない
人によっては、私が何を言ってるか分からない。
でも、でもね。
私を上手に歌わせてくれる人たちがたくさんいる。
私を上手に発音させて、喋らせてくれる。
私に、色んな"声"をくれる。
私を使って想いをたくさんの人に伝えてくれる。
だから私はここまでこれたの。
人間じゃないから、気持ちを込めて歌えないし、
1人じゃ歌うこともできない、完璧じゃない機械だけど。
今まで応援してくれたキミも、
たった今応援してくれてるキミも、
この先のどこかで出会えるキミにも、
私の歌声が届くように、これからもたくさん歌うね!!—————————
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私はまだ、貴方のことについて知らないことの方が多いから、こんな話を書く資格は無いかもしれない。でも、今まで沢山助けてもらったからさ、感謝を伝えたくて、貴方の誕生日を祝いたかったの。今までありがとう。
貴方は私のヒーローだし、一番に輝く星だよ。
まだまだ、こんなもんじゃ恩返しはできないから、これから、長い時間をかけてもっと貴方のことを応援して、もっと感謝を伝えて、もっと貴方のことを知るよ。
これから先もよろしくね。誕生日おめでとう!
言葉はいらない、ただ・・・
なんとなく疲れた時とか、辛いなーって時には、同棲してる恋人に抱きつきにいく。
お互いそれが分かってるから、疲れた顔で、のそのそと側に行けば、ほら、こうやって手を広げて待ってくれる
それに甘えて倒れこむと、優しく抱きしめてくれる。
どうしたの〜なんて言って、優しく頭を撫でてくれる。
言葉なんかいらない。勿論、優しい声で投げかけられる、温もりいっぱいな君の言葉も大好きだけど。
ただ、君を抱きしめて感じる、耳にかかる暖かい息と、トントンと背中を叩く音の心地良さと、私の針をじんわりと溶かす、36度5分の君の体温さえあれば、もう、何もいらない。
雨に佇む
雨の音は好きだ。なんとなく、心が落ち着くから。
ザーザーと音を立てて降る雨も、土砂崩れなどを起こさないなら全然良い。
でも、今の私は人間関係や、受験という土砂降りの雨に打たれている。
現実で降っている雨は、屋根のあるところに行けば、打たれなくて済む。でもこの雨は雨宿りができない。
時間を無駄にしたと思うほど、雨の勢いは増して、心を濡らし、体の動きを重くする。
やまない雨はないなんていうけれど、いつ止むの?
一ヶ月?一年?十年?それとも死ぬまで?
そんなのキツすぎる。
でも、どんなにキツくても、自ら自分の命を断つ勇気もない。それに、まだ私の傘はあるから。
まだ、まだもう少し頑張れる。
絶対に、いつか雨を晴らすんだ———。
なんて思っていたのからはや一年。中学生から高校生になり、有難いことに受験も上手くいった。
でも、だからといって雨が止んだわけじゃない。
相変わらず、人間関係や勉強や将来などのいろんな悩みの雨の中に、私は佇んでいる。
少し背伸びして入った高校。周りは皆んな頭が良くて、高校生最初の夏で、挫折ばかりしている。
でも、少しだけ、目の前に光が差して、夢と言えるものができた。
あのとき、不登校で悩んでた時も、死にたくなった時も、私の傘になってくれた人達のように、私も誰かの傘になりたい。私の憧れの人達がしているように、大勢の人を笑顔にする出来ないけど、他の方法で、私は誰かの傘になる。
今はまだ頼りないボロボロの傘でも、私が大人といえるときになったら、絶対に、私があなた達の立派な傘になってみせるから。
私の日記帳
日記を書いてみることにした。
YouTubeで流れてくる、日記帳にコラージュをしているshostsを見て、良いなって思ったから。
まぁコラージュはしないんだけど、おしゃれな文房具を使っておしゃれに日記を書きたいだけなんだけど。
2学期が始まってから始めてみると、案外楽しかった。
飽き性な私には、3日で終わらず、10日間も続いたことは快挙だった。ちょっと嬉しかったこととか、爆笑したこととか、高校生活の何気ない思い出を書き留めていくのは、私たちが過ごした時間は消えない証みたいに思えて、日記帳が青春の結晶みたいに見えた。
最近は、すぐに書き留めたくなって日記帳を学校に持ってきていた。家に帰ってからちゃんとレイアウトするために、付箋に書いて貼るだけなんだけど。
授業中、さきが眠そうになってて、目を擦ったり、瞬きを何回もしてたのが可愛かった。あー付き合いたい。ちゅーしたい。ハグしたい。手繋ぎたい。
と、付箋にテキトウな字で書く。あ、結婚したい、も書こうかな。
何書いてんの〜?
んー日記書いてる〜
肩くらいまでかかる、綺麗な茶髪の髪を揺らしながら、さきがぴょこぴょことやってきた。
何日続いてんの?
もうすぐ20日!
え、三日坊主じゃない…!
すごいでしょ〜!
そうやってドヤってると、さきが私の日記帳を覗いた。
そこでハッと気づく。私の想い人への想いを綴った付箋を見てるのは、私の想い人じゃないか。
慌てて日記帳を閉じて顔を上げると、にやにやと笑ってるあかりがいた。
———私も、そういうあかりのドジなとこが好きだよ。
なんて、花が咲くように咲った。漫画だと、天使が私の心を弓で貫いている場面だ、なんて馬鹿なことを考える
すき、けっこんしよ。
まずは付き合ってからね。
はい!!!
私の日記帳は私のキューピッドだったのかも。