『光輝け、暗闇で』
今日のお題も難しいわぁ…。
でも頑張って考えてみる。
暗闇で光輝くものといえば、星。
星といえばスター。
スターといえば錦野旦。
…いや、若い子は知らなさそうだ。
やっぱり
スターといえば映画。にしよう。
映画といえばポップコーン。
ポップコーンといえばとうもろこし。
とうもろこしといえば美味しい。
美味しいといえば幸せ。
うん、今日も良い日。
『酸素』
空気中に酸素がないと人は生きていけない。
二酸化炭素削減とか、エコとか、私の知らないところでも、色々なところで工夫や政策はしているのだろうけど、人間がどうにかするのはなかなか難しいんだなと思う。
樹木を増やせばいい、といって杉を増やしたら花粉症を発症する人が増えたとか。
森林伐採が問題になって、その代わりにとプラスチックを作ってみれば、今度はマイクロプラスチックが問題になるとか。
バランスって難しい。
崩れたバランスを戻すことと、利便性の両立ができたら良いのに。
あ、でもプラスチックが問題になったときに、企業がこぞってプラスチックストローから紙ストローに替えたのは、正直意味がわからなかったな。
使い勝手もそうだけど、エコの観点からも。
『記憶の海』
いつの頃からだろうか。
父の言動に違和感を覚え始めたのは。
前の日に自分で話したことを覚えていない。
さっき電話したのに、忘れてまたかかってくる。
とっくに亡くなっている母を探す。
一人暮らしだった父を心配し、毎日電話をしたり、それまでよりも頻繁に父の家に行った。
それでも、父本人にも色々なことがわからなくなってきた自覚があり、相当不安だったのだろう。
そのたびに一日に何度も電話をしてきたり、時には声を荒げたりした。
話が通じなくなってくる父が悲しかった。
数えきれないくらいのケンカをし、泣き、一人で食事を取ることもままならなくなり、最終的には施設に入った。
あれから数年、認知はだいぶ進んできてしまっているものの落ち着いている。
私のことも、まだ自分の子どもとちゃんと認識しくれている。
顔を見せると喜んでくれ、帰る時には気を付けて帰れと声をかけてくれる。
まだ、父の子どもでいられている。
でも、いずれそれも記憶の海の彼方へと追いやられてしまうのだろう。
そう、遠くないうちに。
『ただ君だけ』
穏やかな人だった
優しくて
麻雀にハマってて
お酒を飲むとすぐに赤くなって
そしてちょっと天然
大学の卒業式の日
仲の良い友達がみんないるのに
ただ君だけが現れなかった
どうしたんだろう?
何かあったのかな
どうしたの?早くおいでよ
心配して電話した私に君は言ったね
…俺、卒業できなかったんだよ
マジか
麻雀にハマった挙げ句に
単位不足で留年してた
翌年には卒業できてたけど、
麻雀てハマると危ないんだなぁと学んだ
『未来への船』
まるで家族みたいだ。
父や母が作った船に乗り、その中で学ぶ。
帆の張りかたや、行きたい方向へ行くにはどのように舵をとれば良いのか。
悪天候やトラブルへの対処法は。
家族の誰がどんな役割をするのか。
穏やかな日の過ごし方、楽しみ方。
ある程度自分でできるようになったなら、両親の船から降り、今度は一人で、あるいはパートナーと新しい船を漕ぎだす。
そしてまた、その子どもたちが自分達の新しい船を作り、漕ぎだせるように導いていく。
なんて。上手く導くのは難しい。
今日は母の日。
感謝なんてしてもしなくても。
されてもされなくても。
みーんな、未来への船に希望を乗せて送り出せますように。