『木漏れ日』
あなたは草原にいます。
柔らかい草の上に仰向けになって、
そう、大の字になっています。
空を見上げると、
木々の間から柔らかい木漏れ日が差していて
とても気持ちが良いです。
あなたは、ゆっくり4秒かけて
鼻から息を吸います。
その後、今度は口から
たっぷり6秒かけて息を吐きます。
これを繰り返します。
というのを夜、自宅でイメージしながら
呼吸をすると、私は割とすぐに眠れます。
寝つきの悪いかたは試してみてくださいね。
『ラブソング』
昔、“天使にラブソングを”という映画が昔好きだった。
ウーピー・ゴールドバーグ主演。
主役は殺人を目撃してしまったショーガール。
目撃者である彼女の身の安全を図るため、スラム街?の教会で、犯人が捕まるまではそこでシスターとして生活する。
そこは礼拝に訪れる人も少なく、シスターたちは一生懸命讃美歌を歌うがお世辞にも上手とはいえない。
耳の悪い伴奏者。
声は大きいが調子外れのシスター、
引っ込み思案で声の出ないシスター
その他クセの強いシスターたちに、ショーガールであるウーピーがショー仕込みの歌を教え始める。
すると変化が表れ始め、、
というお話。
ストーリーもだが、歌が楽しくて大好きだった。
また観ようかな。
『手紙を開くと』
手紙を開くと、そこには懐かしい母の字がある。
結婚前、あまり家事をしなかった私を心配し、おもに料理の基本を書いた手紙。
青、黄、赤、白、黒色の食材をバランスよく使えばだいたいの栄養が取れる、とか。
お米に鷹の爪を入れると虫がわかない、とか。
糊がない時は、ご飯粒が糊の代わりになる、なんていうのもあった。まるで舌切りすずめの世界。
普段は使わないであろう、災害時に役立ちそうな生活の裏技?まで事細かく書いてあり、よほど心配だったのが見て取れる。
それでも当時、まさかあんなに早く逝ってしまうとは、本人も思っていなかったに違いない。
お母さん、お手紙ありがとう。
って、もらった時にもっとちゃんと伝えれば良かった。
『すれ違う瞳』
デパートのストール売場。
並べられた商品を眺めて歩きながら、何気なく隣にいた女性の足もとに目をやった。すると、薄いコートの裾から値札の付いたストール。
足が止まった。
その女性はストールを肩にはおり、その上からコートを着たのだろう。大胆な。でも値札見えてる。
-万引きだ。
驚きすぎて固まったまま、値札から目線を上げると、女性と目線がすれ違った。
その瞬間、女性も私に見られたことに気付いたのだろう。
何事もなかったようにコートを脱ぎ、ストールを棚に戻すと足早に去っていった。
私はしばらく立ち尽くしてしまった。
その女性がその後どうしたのか、その時だけの出来心だったのか常習犯だったのか、今となってはわからない。
でも、防げて良かった。
『青い青い』
小さい頃に祖母と散歩をしていて、
「信号が青いから渡るよ。」という祖母に、
「信号、青くないよ。緑色だよ。」と言った私。
また別のときには、
「夏だから、山が青々してるねぇ。」という祖母に、緑色にしか見えないのに…おばあちゃんには青く見えるのかな?とただただ疑問だった。
成長するにつれてもちろん色々と理解してきたのだが、日本語って面白いなぁと思う。
緑色を青の一部として表現するような雑さがあるかと思えば、同じ赤色でも朱色やら緋色やら茜色やら、やたらと細かく分けていたりもする。
どういう歴史があってこうなったのだろう。ちゃんとした人は調べるのかもしれない。
どうでもいいけれど、信号って今は本当に青くなってますね。