《神様が舞い降りてきて、こう言った。》
「で、結局神様はなんて言ったわけ?」
「なんて言ったと思う?」
「質問を質問で返すな」
てへ☆とウインクしてみせれば頭を小突かれた。いたい。
なんも考えてなかった、って言うと馬鹿なヤツって言われそうだけど、そういう事じゃなくて。
僕なんかが神様の言葉を思いつくのかと言われれば、絶対無理だと思うんだ。
僕の考える神様って結局、人々が縋るために作り上げた偶像で、空っぽだ。
けど、無宗教とはいえ神道を生まれながらに教えこまれてる側としては、モノに神様は宿るって言われると、そうかもしれないとも思ってる。
つまり僕の考えるカミサマは喋らない。カミサマが“いる”ってことが大事であって言葉は求めてないし。
ギリシャ神話とか見たら凄いよね、傲慢の塊。文化の違いがハッキリしてておもしろい。
「長々しいな、結局何が言いたいの」
「まぁ、結局は神様の言葉なんて受け取る人によって違うってコト。」
『お金より大事なもの』
お金より大事なものがあるかと言われると、あるとも言えるし無いとも言える。
確かにお金より大事なものはあるだろう。友達や家族。恋人、時間や命などね。
けれど、友情や愛があるだけでは生きていくことは出来ない。世の中はお金があることが前提で回っている。
そう考えてみると、一概にお金を悪に例えるのは良くない。もちろんファンタジーのような世界で生きていくのなら、愛などがあれば生きていけるのであろう。
だが現実は厳しい。「働かざる者食うべからず」という言葉がある程に、労働や資本主義が軸となっている社会だ。
この世で生きていくにはお金があること前提で考えないといけない。
時間や命については判断のしにくい所ではある。
けれど、病気にかかってもお金さえあれば治療ができて生き延びることが出来るだろう。
お金を稼ぐために仕事をしてるのだから、お金があれば仕事をせずとも自由な時間は沢山取れるようになるだろう。
まぁ、結局は何事にもお金は絡んでくる。
なにより、何が1番大事かなんて人によって違う。
なのに「愛」「友情」と綺麗に並べ立てて押し付けるのもまた違う気がする。
なーんて、
こうやって色々考えるのは楽しい。
無事受験も終わったので更新頻度増やしていきたい。
追記
トロッコ問題というものを思い出した。
お金と大切な人(恋人や家族、友人)を天秤にかけて、どちらかしか選べないとしたら私はどちらを選ぶだろう。
お金と大切な人を天秤にかけるということは、大切な人を選んだ場合はお金が手に入ることはない、ということだろう。そうじゃないと公正ではないから。
それなら私はお金の方を選んでしまうだろう。最低だと言われるかもしれない。だけど私は自分が大事だ。それに、もし大切な人を選んだとしても、私は私と大切な人がお金も無く生きられるとは思えない。
もちろん自分の手で大切な人を殺めたという罪を背負う覚悟はある。そして罪悪感で自殺するわけが無い。自分が生きるために殺めたのに自分で死ぬ理由がないから。
1度皆さんにはトロッコ問題については考えて見て欲しい。
世間一般として見るか、個人として見るかによって意見が変わったり、人によって考えの違いがあって面白い。
もし、非人道的な意見だとしても決してその人を批判してはいけない。その人にはその人の確固たる考えがあって、その意見を言っているから。
まぁ私が言えないんだけれど。
『月夜』
This moon is beautiful.
私はこの言葉を見た時、すごいと思った。
直訳すると「この月は綺麗」だけど、言い換えてみると すごくロマンチックな言葉になる。
「月が綺麗ですね。」
日本独特の言い回しをそのまま英語にすることで、気づいた時の感動がとてもデカい。
今やすっかり有名になっているこの言葉を、こうやって言い換えるだけでまた違ったイメージが浮かび上がる。
やっぱり、言語は面白いなと感じる。
他にも「星が綺麗ですね」など派生した言葉も作られていて、調べてみると奥が深くて面白い。
1度調べてみてはどうでしょう。言葉遊びに深みが出てくると思います。
『大好きな君に』
拝啓、大好きな君へ。
小学校は一緒でたまに遊ぶくらいの仲だったね。
中学になって同じ部活に入ったことで、仲良くなった。
正直性格は真逆だし、合わなくて揉めたこともある。
まぁ、2人とも揉め事が苦手だから、なんとなく離れてなんとなく戻る、みたいな感じだったけど。
でも、真逆だからこそ合うところもあったよね。
末っ子で雑な私と、1番上でしっかり者の君。
いつも私の世話を焼いてくれてありがとう。
高校で離れ離れになるね。
お互い違う友達を作っていくのかな。もう話すことは減っていくかもしれない。
あ、でもお互いまだ受験が残ってるね。2人とも公立に落ちたら一緒の私立に行くことになるから、もしかしたらまた一緒の学校に行くかも。
中学校生活はたのしかった?私は地味な感じだなぁ。
あ〜、授業中に絵描くのはやめればよかっなぁ。
3年間もしてたから成績は中の上から中の下になっちゃったし。
けど絵は上手くなったし、後悔はあまりしてない。
反省はしてるよ?
私、カメラにハマったんだ。フィルムの。
何回も話してるから知ってると思うけど。
君も綺麗な景色とか好きだし、また一緒に撮りに行きたいね。
コロナの影響で中止になったことは沢山あったし、部活もつらいことだらけだったね。親の理不尽に振り回されたりもした。色々と考えることの多かった3年間だったとおもう。
目指す道は全く違うけど、これからもお互い頑張ろうね。
あと数日。楽しく過ごそう。
そして、
大好きな君に、最大限の感謝を。
敬具 沙都
『たった1つの希望』
決定的なことがあった訳ではないけれど、普段の嫌なことやつらいことが積み重なってしまった、って感じ。些細なことなのに泣きたくなって、苦しくて。なんでだろう。みんなが幸せって訳では無いけれど、なんで他の人に比べて自分はこんなに苦しんでるんだ、って考える時がある。何回考えても、“自分は生き方が下手くそなんだな”って結論になる。他の皆みたいに考えすぎずに生きていきたい。一生懸命に考えたけど、「私には一生無理なんだ。このままずっとこの苦しみを1人抱えて過ごさないと行けないんだ。」って気づいてしまったら。
そこにある、
『たった一つの希望』を見つけてしまったら。
周りなんか見れなくなって、ただ逃げたくなって、もう足は止まらなくなってる。
これで、自由に_____
なんて、出来たらいいのに。
結局はそんな勇気もないまま、今も苦しんでる。
また、自分は生き方が下手だと気づいてしまう。
あーあ、つらいなあ。