もしも未来が見れるなら誰の、何時の未来を見る?
自分の未来…
そう答える人が多いだろう
僕は、彼女の未来を見たい
余命3年の彼女は、どうなってしまう?
もし、生きていたら幸せ?
僕は、彼女に何をしてあげられる?
無色の世界
楽しい、嬉しい、悲しい、寂しい、好き、嫌い、愛してる、暖かい、冷たい…
感情に色はあるか?
その言葉に色はあるか?
雰囲気に色はあるか?
感覚に色はあるか?
私達が見ている色は存在するのか?
約187万と言われる色は存在するのか?
全ては光が見せる偽りでしかない
この世界に色など存在しない
サクラちる
さくらのはなびらがわたしをだきしめる
「がんばれ」あたらしいわたしをオウエンするように
さくら散る
道に生える桜の木
散りゆく桜は、新たなスタートをきった私に祝辞を述べる
桜散る
寂しく空を舞う様は
友との別れ、新たな環境、私の不安を掻き乱す
届かぬ想い
彼に私の想いは届かない
失恋した訳じゃない
私は、とても愛されていた
それが逆に辛かった
届かないこの気持ち
貴方が幸せで有りますように
昔、1匹の小さなツバメがいました。
そのツバメは、とても怖がりで、今まで1度も飛び立ったことがないのです。
それを見かねた母は、そのツバメを巣から追い出してしまいました。ツバメは、孤独に寂しく地を張っていましたが、ある時、大きなトンビが大空を飛んでいました。ツバメは、
「あんな風に飛べるようになりたい。」
と思うようになり、空を飛ぶ猛特訓が始まりました。
しかし、一向に上手くなりません。見兼ねた1羽のトンビが、ツバメに飛び方を教えてくれるようになりました。
ツバメの子よ。貴方は、誰よりも努力をしてきました。私は、もう教えることが出来ないほど、衰えてしまいました。これが、最後のチャンスです。さぁ、飛びなさい。
ツバメは、飛びました。一生懸命羽を動かしました。ゴォー
強風がツバメを襲います。しかし、ツバメは諦めません。めいいっぱいに羽を広げ、飛び立ったのです。
さぁ、おいき。何処までも続く遠くの空へ