NoName

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4/12/2023, 8:39:01 AM

合格発表の日
昨日から緊張して、一睡も出来なかった。
受かる自信も無い
落ちて当然だ
そう言い訳を考えながら、会場へ向かう。
もう沢山の人がいる
泣いている人、周りと喜び合っている人。
もしかしたら、そう思いながら自分の名前を探す。
心臓が口から出そうなほど高鳴っている。

あった!
僕は、言葉にできないほど嬉しかった。
少し経ってもう一度、確かめる。確かにある。夢じゃない。周りをきにせず叫んだ。
「やった!!」
今までで今日程綺麗な空を見たことは無かった。

4/10/2023, 10:32:20 AM

春爛漫を表した絵画がある
咲き乱れる桜や
光り輝く様は
誰が見ても春爛漫だろう
私は、この作品が好きだった
現実の太陽の光は
私を焼き殺すように輝く一方で
この作品は私を優しく包んでくれる
4月7日、入学式の前にこの作品を見る
「よし、行ってきます。」
気合いを入れて、未知の世界へ1歩踏み出す

4/8/2023, 9:21:10 AM

真夏
沈んでいる夕日を見つめる
「綺麗だ」とか「美しい」とか
そんな事は感じなかった
唯、惨めな自分を嘲ているようだった

4/6/2023, 1:01:25 PM

君は天使だ
君の目を見つめると
僕の足枷は消える
君の目を見つめると
あの人の心は晴れる
君の目を見つめると
あの子は希望を持つ
君は天使だ
それはずっと変わらない

4/5/2023, 12:06:18 PM

「見て。あれが天の川だよ。中学校を卒業したら離れ離れになるけどこの日だけは絶対に此処で会おう。」
7月7日。星空の下でした約束。僕は忘れない。
「来年もまた来るから。」
そう天に呟き、花束を置いて、僕はそこを立ち去った。
花束がゆらゆらと揺れている。

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