NoName

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8/14/2023, 11:15:59 AM

どこに行こうか?
そんなことを考えながら、ペダルを踏む。

無謀な計画を立てた小学生。
部活動に勤しんだ中学生。
寄り道を繰り返した高校生。
お喋りに夢中になった大学生。

そんな時は、いつも相棒だった。

大人になっても、変わらないんだろうな。

子供を乗せて、あるいは、ペットを連れて。
買い物や集まり。ちょっとした遠出には本当に助かる。

”自転車に乗って”どこまでも。

それはもうできないけれど、大切な思い出の片隅にある。



自転車に乗って

8/13/2023, 11:51:18 AM

本当に、ままならないよねぇ。
人はいつだって保守的で、意地っ張りで、天の邪鬼だ。
思い込みが激しくて、自分こそが正しいと自負してやまない。

そんなのだから、世間から爪弾きにされるんだけど。

それで”心の健康”を害っているんだから、本当にバカらしい。



心の健康

8/12/2023, 11:10:43 AM

その姿は、まさに表現者。
表情に、指先に、足の先まで。
全てを駆使して、音無き音を紡ぎ出す姿は、まさに圧巻で美しい。

音があってこその表現と言われるであろう世界で。
音がなくとも音楽を伝え、観る者に訴える表現力と造詣に富んだ読解力は、他の追随をまるで許さない。

まさに、孤高にして至高。

誰もが到達し得ない、唯一無二の世界を紡ぐ者であり、その先を見据え、たゆまぬ研鑽を積む努力者。

そんな”君の奏でる音楽”は、いつだって憧れで目標なんだ。




君の奏でる音楽

8/11/2023, 11:15:08 AM

トレードマーク、だったかな。
いつも笑っている友人は、暑さなんて感じていないようで。
楽しげに、面白そうに、僕を観察してたっけ。
それでも、大切なことは綺麗にはぐらかして。
僕が戸惑うのを、笑って見守っているような奴だった。

ーーーでも、嫌みじゃないんだよなぁ。

友人は確かに変わってたし、意地悪だし、非常識だったかもしれない。
だけど、友人に救われたことは数多くあって。
だから僕にとって、親友と呼べる1人だった。

今はもう、どうしているのか解らない。
大人になった僕は、親友がいた町に行くことがなくなっていたから。

……だけど、この季節になると思い出すんだ。

”麦わら帽子”を背にした、不適で、意地悪で、誰よりも優しい、不思議な親友の姿を。



麦わら帽子

8/10/2023, 11:10:58 AM

いずれは、そうなるんだろう。
なりたくて、なる訳じゃないけれど。
そうして、のぼっていくのかもしれない。

例えばそうなった時、何を思うのかな?
多分、色々思うんだろうな。
受け入れられないままだと思う。
それは、必ずしも納得できるものではないだろうから。

”終点”に立った時、何を思うんだろう。
とりあえず言えることは、今は何もないってことくらいかな。
その時にならないと解らないし、その時は今とは違うからね。



終点

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