どうしても、無理だった。
頑張った。のかな。
ずっと、我慢していたのかもしれない。
立ち止まることが怖かった。
それは今も変わってない。
世間から切り離されたこの小さな世界で。
ただ、怠惰に過ごして、どっぷり浸かって、外に出ることが億劫になった。
生きることは、食べること。
生きることは、稼ぐこと。
生きることは、認められること。
生きることは、生きていると実感すること。
”上手くいかなくたっていい”
取り合えず、朝きちんと起きて、昼寝を止めることから始めようか。
上手くいかなくたっていい
多分、そうだったんだろう。
大切に、大事に、されてきたのかもしれない。
それでも、もっと、見てほしかった。
ちゃんと、教えてほしかった。
疑問を持たなかったのは自分のせいだけれど、”蝶よ花よ”と愛でられるならば。
山奥に咲く花と、その花にとまる蝶になれるようになりたかった。
蝶よ花よ
結局は、そう言うことなんだろう。
元から叶うわけない、勝ち目なんてない。
そんなことは解ってた。
それでも、譲れないものがあったわけで。
それが少しでも伝わってくれたのなら、挑んだ意味はある。
どうしても、放っておけなかった。
最初こそ、邪険にしてたくせに、ムシがいい話だって解ってる。
それでも、その内面を知る度に、募るものはあって。
だから、後悔はしていない。
それが”最初から決まってた”結末だとしても、その先までは解らないじゃないか。
最初から決まってた
輝くもので、輝く人。
例えもあるし、物理的でもあって、何とも不思議で。
でも、たぶん、憧れしかないんだろうなぁ。
”太陽”に憧れたカレがどうなったかなんて、解りきっているのにね?
太陽
澄んだ音。
祝福。
ウエディング。
何となく想像するのは、素敵なことばかり。
どちらでもあるんだろうけれど、”鐘の音”が綺麗だと思えるうちは、大丈夫かもしれない。
ーーーあ、そう言えばとあるゲームの素敵なアイテムだったな。
鐘の音