NoName

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7/20/2023, 11:09:01 AM

”私の名前”は、実は幾つかある。
と言うのも、物書きの真似事をしているせいなんだけれど。

本名を捩ってつけたり、好きなキャラから取ったり、性別を変えてつけてみたり。
本当に、色々あるんだけれど。

”私の名前”は、実は形見でもある。

今はもういない祖母から貰った、大切なものだから。



私の名前

7/19/2023, 11:23:33 AM

目が離せないって、きっとこう言うことなんだろうな。

正直、理解を越えた人だった。
常識に囚われず、あるがままに生きている人なんて、聞こえは良いだろうけれど。
呆れるくらいに騒動を引き起こす人だった。
運が良いんだか、悪いんだか。
とにかく平穏と言う言葉が裸足で逃げ出すくらいには、波瀾万丈な人で。
付き合わされる度に、何度次はねぇからな!と叫んだことか。

でも、それを帳消しにするくらい、魅力に溢れた人。
現に今だって、誰もがその人に夢中になってる。
それは天性の才能で、努力の末に得た実力で。
だから、誰もが引き付けられるんだろう。

舞台に向けられた”視線の先には”、誰も彼も魅了して止まないその人。

神様に愛されたその人は、今日も波瀾万丈な日を送るんだろう。




視線の先には

7/18/2023, 11:19:53 AM

ないと言えば、そう。
どうしても、創造することができない。
作る時は、誰かの創造を使ってでしか、想像ができない。
だから、オリジナルが1つもない。
ぜんぶ、ぜんぶ、誰かのオリジナルのパロディ。
それを解っているから、書くことは嫌いじゃないけれど、勝負なんてできなくて。
だけど、それでいいのかなって、思ったりもしてる。

私は”私だけ”の創造はできないけれど。

誰かの創造を広げていく想像は、できるから。



私だけ

7/17/2023, 11:02:07 AM

懐かしいと言うべきか、つい最近と言うべきか。
ただ、もう戻らないことなんだなぁ、ってことだけは解ってて。
当たり前だけれど、幸せ、だったのかな。

”遠い日の記憶”

思い出すことは、何でか少しだけ物悲しいことだったりするんだ。




遠い日の記憶

7/16/2023, 11:07:41 AM

どこまでも透き通る青空。
いつもより暑い日差しを手で遮って見上げる空は、まさに夏そのもので。
雲1つない快晴って、こういうことを言うんだろうなぁ。

でも、夏は嫌いだ。

それは暑さもあるし、突然やって来る夕立だったり、鳴り響く雷鳴や明るすぎる稲光だったり。
理由は、多分いくらでもある。

だけど、何でかな。

夏は、寂しくて、哀しいんだ。

澄み渡る青空。青々と生い茂る木々。賑やかに響く蝉の声。
夜になれば、鮮やかな花が空を彩って、道をたくさんの色彩が埋め尽くして。

どれもこれも、活気に満ちているのに、ぽっかりと胸に空洞ができたような感覚。

置いていかれたような、取り残されたような。

それとも、最初からそうだったのか。

どうしてかは解らないけれど、”空を見上げて心に浮かんだこと”は。

夏の生命の力強さと、取り戻せない喪失感だった。



空を見上げて心に浮かんだこと

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