惨めジメジメシニフィエ

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7/16/2024, 9:06:59 PM

―空を見上げて心に浮かんだこと―
朝、陽炎が揺らぎ、肌がひりつき不意に倒れそうになる程の暑さを感じながら、冷涼な青で一帯を包んでいる空を見上げると、あちーけど頑張るかって気分になる。
昼、緞帳が下げられ大粒が人、人、人を濡らし、ざあざあと蝉の音の騒々しさを感じさせる雨音を聞きながら水溜まりを眺めてると、頑張っても無意味なんかなって思う。
昼を過ぎて、まばらに映る星を見ながら、さっさと星になりてーな、星になろーかなと口に出しちまう。
美しかろうが醜かろうが優れてようが劣ってようが果ては同じ。普通になれない落伍者だって星になれる。頭がいかれちまっても、どんだけ腐っても。

7/12/2024, 3:20:50 PM

変わろう、今日から変わろうとしてきた。
だが2、3日経てば決意も覚悟も忘れ慣れ親しんだ自分に元通り。理想から程遠い自己像を嫌悪しながらもそこから動かない。そんな人間として生きてきたのだから得意な事など何一つとして無い。
これまでずっとそうだったし、これからもずっとそうなのだろう。

4/21/2024, 11:27:00 AM

―雫―
閉め切った蛇口から水滴が垂れるのを見る。
今、自分が何をしようとしていたか思案する時いつもそうしている。
水滴はぽとぽとと音を鳴らす。一人暮らしの寂しさを知らせるが如く。
1、2分かけそうしていると不意に思い出す。
ああそうか、歯磨きをしようとしていたのだった。
習慣である歯磨きでさえたまに姿を消すのだ。
私だって仕事から逃げても構わんだろう?
だから私が取るべき行動は…
今、何を考えていたのだっけ。
閉め切った蛇口はただそこにある。
明日は仕事だから歯磨きしたらすぐ寝なくては。
定住民はつらいな。
ふと冷たい何かが頬を伝った。
行方を探ると、頭が濡れていた。
やべぇ!髪拭いてねえ!

4/14/2024, 2:17:39 PM

―神様へ―
引き籠ってないで働け。

4/12/2024, 3:29:25 PM

―遠くの空へ―
毎日吸っている何か
生意気に燻っている私が
鼻息荒くして戦慄いた
将来に対する懊悩
どうしようよりまずは行動
貴女からすれば単なる妄想
絡まった雑念と論争
ただ追い付きたいだけ本当の私の慾望
普通の人達とは違う歩調
いつの間にか闇の奥底
堅牢さたるや脆弱な六角アコーディオン並の軍船で結局今日も
抱いた大志 心からデリートして生き続けるだろうよ
何を吸ってるかなんて分からないが
その瞬間だけ宇宙と繋がって泣いた
同情も賞状も要らないから
何か吸わせてくれないか?

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